第4回全国研修会のご報告 2013.6

2013年6月23日(日)13:30~17:00
石川県政記念しいのき迎賓館にて、

キリン福祉財団の助成事業
「多胎家庭の虐待予防のための連携型支援事業」の一つである
一般社団法人日本多胎支援協会第4回全国研修会が、
開かれました。

「つながろう!ふたご・みつごを、安心して地域で産み育てるために~
周産期医療センターの取り組みから学ぶ、考える~」のテーマのもと、
大阪府立母子保健総合医療センター企画調査部長佐藤拓代先生に
「多胎児の妊娠・出産・子育て~妊娠期からの切れ目のない支援~」との題で
ご講演をいただきました。
参加者は医療、行政、教育、保育等専門職の方約15名、多胎関連団体・
多胎児家族の方が約35名の、合計約50名となりました。

佐藤拓代先生は、前日の当協会理事らとの懇親会時のやりとりから
パワーポイントのスライドを急きょ追加補足してくださるなど、
妊娠期からの虐待予防に対する当協会の熱い思いを受けて登壇してくださいました。
多胎育児支援に深い理解と洞察を持たれ、医療・行政・福祉など
広域に関わる立場にある先生ならではの、実際の事例もあげながらのお話は、
参加者にとって虐待予防の取り組みに対するイメージが広がり、
多胎育児支援の必要性や多胎支援活動の意義をさらに強く感じられるものでした。
アンケートでも、
「データー的な背景から、支援のポイントまでわかりやすく、
具体的に教えていただき本当に良かった」
「多胎に限らず虐待防止という観点で具体的にどんな支援が求められているのか、
どういう視点でリスクを捉えていくべきなのか、
また実際の声掛けの方法などいろいろと多角的に講演して下さって大変参考になった」
「母親学級で赤ちゃんの泣き声を聞いてもらい話し合うという方法は、
とても参考になった」など、大変好評でした。

講演後は、石川県立看護大学教授大木秀一氏(当協会理事)を座長として、
多胎児の母親、行政の方、専門職で支援者の団体リーダー、当事者で支援者の方から、
妊娠期に欲しかった支援、今の石川県の現状や課題、
医療機関との連携などについての意見交換が行われました。
また、先進的に活動しているNPO法人ぎふ多胎ネットの取り組みも紹介されました。
佐藤拓代先生からは、養育支援訪問事業など福祉との協働も視野にいれ、
自分の地域で、支援に活用できるものがないかと出向いてみる、
なければ根拠と他地域での取り組みを示して実施を要望するなど、
アクションを起こせば変わる事もあるなど、今後の活動へのヒントもいただきました。
多胎支援に理解のある先生からの心に強くとどくわかりやすい講演で、
虐待予防という観点から多胎育児支援の必要性を具体的に知ることができました。
本当にありがとうございました。感謝申し上げます。

JAMBA全国研修会の様子
全体の様子
DSC_1301

 

 

 

 

 

 

 

講演する佐藤先生
DSC_1306