日本双生児研究学会「第30回学術講演会」参加報告 (和光大学ポプリホール鶴川)2016.1.23

 

 日本双生児研究学会第30回学術講演会が、和光大学ポプリホール鶴川において2016年1月13日に開催されました。今次大会は会場の定員を上回る参加者となり、立ち見の出席者も散見される盛況な大会となりました。以下、開催状況について報告です。

大会長の和光大学教授・野中浩一先生のご挨拶の後、午前・午後それぞれに9演題、計18演題(1報告の時間は原則として質疑込14分)が報告されました。伝統的な「多胎児研究」、「多胎児による研究」の二つに加え、「多胎(育児)支援の研究」(多胎サークル等の多胎支援に関連する報告)も数多く報告され、多胎支援活動が分野として広く認知されてきていることが伺えます。

演題報告の終了に引き続き、学会30周年を記念したシンポジウムが開催されました。学会の主要な幹事である5名の先生方(早川和生先生、安藤寿康先生、志村恵先生、大木秀一先生、野中浩一先生)がシンポジストとして登壇され、「30周年を迎えた日本双生児研究学会のこれまでとこれから」について意見と議論が交わされました。ポストゲノム時代に双生児研究がどんな立ち位置を目指していくのか。学際領域分野としての双生児研究の難しさと共にその可能性を指摘し、新規研究者の参入が難しいという問題があるものの、今度も活動が発展していくことを信じつつシンポジウムは終了し、大会が閉幕しました。

なお閉幕にあたり、次回の双生児研究学会は十文字学園女子大学で開催される予定(日程未定)であり、加藤則子教授・布施晴美教授の両先生により運営される旨の告知がありました。日程等については次回以降の双生児研究学会からの連絡をご参照ください。

by 松葉敬文:JAMBA理事