代表理事あいさつ

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皆さま、こんにちは。2017年度の総会から代表理事となりました布施晴美と申します。2010年(平成22年)に日本多胎支援協会(JAMBA)が発足し、これまでの8年、前代表理事である志村恵氏の元で全国組織としての基盤を築き、「多胎家庭に優しい社会はすべての人に優しい」というスローガンを掲げ、活動してまいりました。今年第9期目の活動に入り、代表理事が交替しましたが、その信念は変わりません。そして、これからも日本どこにいても多胎育児家庭(多胎妊婦)が同じ支援が受けられるように、地域格差のない支援を目指していきたいと考えております。そのためには多胎児・多胎育児家庭の当事者のお声に耳を傾け、専門職や研究職、地域行政や病院、地域で子育て支援に臨まれておられる方々との連携と協働が不可欠です。これからも皆さま方のご協力ご支援を頂きながら、皆様と共に発展的に歩んでまいりたいと思っております。

今年度はJAMBAの活動の中で大きなものがあります。厚生労働省から平成29年度子ども子育て支援推進調査研究事業の1つとして「多胎育児家庭の虐待リスクと家庭訪問型支援の効果等に関する調査研究」の公募があり、JAMBAは応募し採択されました。

多胎育児家庭は、小さな子どもたちを連れて外出することすら厳しい現状があります。支援が必要でも自分の努力が足りない、こんなことぐらいでは頼れないなどと思い遠慮をされる方々もおります。多胎育児家庭の現状を周囲は共感してくれないと孤立感を感じることもあります。多胎育児家庭の厳しい状況は、一般的には長い期間続くものではありません。数年の間の必要な時期に適切な支援があれば、その後は、十分に多胎育児を楽しめる力のあるご家庭がほとんどです。そうなっていくための支援方法の一つに、アウトリーチ型(支援者が自宅等へ出向くスタイル)の支援が指摘されるようになりました。JAMBAでも、厚生労働省の調査の中で、多胎育児家庭の現状の課題とニーズを明らかにし、多胎育児家庭の困難感等の軽減に寄与する訪問型支援について検討し、実現可能な訪問型支援のバリエーションを提示する計画でおります。結果がまとまりましたら、ホームページにてご報告をしたいと考えております。どうぞよろしくお願い申し上げます。

2017年9月5日
一般社団法人日本多胎支援協会
代表理事 布施晴美