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特にお奨め:☆
タイトル | 著者 | ||
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運命の息子 上下 | ジェフリー・アーチャー | (永井訳)新潮文庫、2003年。(男男:ナット、フレッチャー)病院ですりかえられ、別々に育った双子の運命は? | |
アメイジングツインズ | アメイジングツインズデザインワークショップ | リトルモア、2000年。(宇宙人:レオ、ベンソン)アメイジングプラネットの住人。総合芸術的。 | |
悪徳の羅双生児もしくは柱とその崩壊 詩画集 | 相沢啓三 | 沖積社、1976年。未見。 | |
テーバイに向かう七将 | アイスキュロス | In:「ギリシャ悲劇全集 1」人文書院、1950年。(男男:エレオクレス、ポリュネイトス)エディプスの双子の息子たちの悲劇を題材にする。 | |
双子の家In:日本推理作家協会(編) | 赤川次郎 | 「ミステリー傑作選15殺しのパフォーマンス」講談社文庫、1985年。(男男:兼一郎、兼二郎)双子トリックを使った推理もの。片一方がもう一方になりすまし、そのもう一方を殺す事件。双子は何もかも同じであるという先入観を利用しつつ、アリバイ工作する。 | |
アンダースタディー | 赤川次郎 | 集英社、1993年。(女女:美幸、奈美)離婚した両親のそれぞれについていった双子姉妹。妹の奈美はその父の死後、母と姉と暮らすようになる。母の会社の関係者の殺人。二人とも関係していた秘密クラブ。自分が姉と間違えられるものなら、姉も自分とも違えられても不思議ではない。 | |
ウェディングベルはお待ちかね | 赤川次郎 | 集英社文庫、1989年。(女女:麗子、美知)姉は名門南条家のおっとりしたお嬢さん、妹は家出して暗黒街のボス。性格の全く違う双子が入れ替わったりして、自分たちに巻き起こった結婚詐欺・殺人事件を解決する。 | |
ベビーベッドはずる休み | 赤川次郎 | 集英社文庫、1991年。(女女:麗子、美知)南条家の資産に目を付け麗子の子どもを誘拐しようとする大物政治家との闘い。 | |
忘れられた姉妹 | 赤川次郎 | In:「仮面舞踏会」集英社文庫、1995年。In:「ドッペルゲンガー奇たん」角川ホラー文庫、1998年。(女女:克子、紀子)死んだはずの双子の妹。自分そっくりの女が自分になりすましている! | |
さらば美しき魔女 帝都探偵物語④ | 赤城毅 | 光文社文庫、2003年。(女女:山科美優、山科真優)美しい姉妹の遺産争いか、それとも二重人格か。 | |
やまとツインズ、西へ! 新ヤマトタケル伝 | 秋月こお | 小学館パレット文庫。(男男:オグナ皇子、オオウス皇子)Bラブもの。 | |
悪魔をだましたふたご | たくまゆみこ編訳 | In:「キバラカと魔法の馬 アフリカのふしぎばなし」冨山房、1979年。(男男:アフリカのこの地方では双子は不思議な能力を持っているとされていた。そのふたごが入れ替わり作戦で悪魔をやっつける。 | |
猫かぶりの君 | あさぎり夕 | 集英社コバルト文庫、1999年。(男男:芳、晶) | |
猫かぶりの君2 | あさぎり夕 | 集英社コバルト文庫、1999年。 | |
猫かぶりの君3 | あさぎり夕 | 集英社コバルト文庫、1999年。 | |
魔術戦士4 星辰召喚 | 朝松健 | ハルキ文庫、2000年。(男女:ジャック、ジル)魔術的テロリスト組織と闘う双生児の魔術戦士。 | |
めざせダウニング街10番地 | J.アーチャー | (永井淳訳)新潮文庫、1985年。(男男:ルバート、チャールズ)首相を目指す銀行家の息子チャールズ。双子の兄とはそりが合わない。 | |
おまえが殺ったと誰もが言う 上下 | P.アーリィ | (田中昌太郎訳)ハヤカワ・ノンフィクション文庫、1997年。(女女:モーゼル・アラント、オンゼル・ゼンビー)姪の殺人を負う双子の叔母。 | |
アフリカの創世神話 | 阿部年晴 | 紀伊国屋、1994年。 | |
図書館長の休暇 | ジェフ・アボット | ハヤカワ文庫、1999年。(男男:フィリップ、トム)主人公ジョーダンの従兄弟。 | |
ふたご | 雨宮雨彦 | 鳥影社、1997年。(女女:雪子、露子)隣に住む双子の姉妹をガールフレンドにした中学生の「僕」。双子の性格の違いを周囲がより大きくしてしまう危険がある。 | |
双子姉妹 | ジョン・アプダイク | In:「美しき夫たち」筑摩書房、1993年。(女女:プリシラ、スーザン)双子姉妹の結婚と離婚。性格の違う双子の片一方と結婚した男。やがてもう一方に惹かれている自分に気が付く。 | |
殺人鬼 | 綾辻行人 | 新潮文庫、1996年。トリックをばらすわけにはいかないが、これほどの殺戮を描く必要があるのだろうか? | |
鳴風荘事件 殺人方程式ⅠⅠ | 綾辻行人 | 光文社文庫、1999年。(男男:井叶、響)双子の弟の妻と共に、兄になりすまして事件を解決する。 | |
☆ | マジックミラー | 有栖川有栖 | 講談社文庫、1993年。(男男:新一、健一)双子のトリックを幾重にも絡ませたアリバイ・ミステリーの傑作。 |
ペルシャネコの謎 | 有栖川有栖 | 講談社文庫、2002年。(男男:喜多嶋一充、一考)双子とドッペルゲンガーと幻視をあわせたような小品。 | |
幻想運河 | 有栖川有栖 | 講談社文庫、2001年。(女女)オランダの担当警部の娘。伏線になっている。 | |
双子 | P.アルテンベルク | In:「ユリイカ」1987/7 恋人に間違えられそれに対する反応の違いからようやくどっちがどっちかがわかったほど似ている双子の姉妹のエピソード。 | |
姉妹はライバル | バーバラ・アンドリュース | ハーレクイン・エクスタシー、1987年。(女女:セイラー、ダーシー)演出家のニックに一目ぼれのダーシーはセイラになりすまして・・・。 | |
☆ | 血を分けた姉妹 | グレッグ・イーガン | In:「しあわせの理由」(山岸真編訳)ハヤカワ文庫SF、2003年。(女女:カレン、ポーラ)遺伝子が同じ一卵性双生児なのになぜ同じ薬が効かなかったのか? |
三人の双生児 | 生田花世 | (ふるさと文学館)ぎょうせい、1995年。未見。 | |
不器用なあいつ | 池戸裕子 | 角川ルビー文庫、2000年。(男女:夏実、早夏)学園ボーイズ・ラブもの。 | |
☆ | プラネタリウムのふたご | いしいしんじ | 講談社、2003年。(男男:テンペル、タットル)プラネタリウムに捨てられた双子。一人は養父とともにプラネタリウムの解説を、もう一人は手品師になる。 |
☆ | ヨーン・ガブリエル・ボルクマン | イプセン | In:「イプセン戯曲全集5」未来社、1989年。(女女:グルヒルド、エルラ)ヨーロッパ近代文学の特徴の一つである兄弟争いのモチーフを双子を使うことにより先鋭化した作品。心理描写の機微の細かさとそのダイナミズムのすばらしさ。 |
東京魔人学園双龍変 | 今井秋芳 | KKベストセラーズ、1998年。(男男:龍弥、龍紀;女男:静瑠、雫馬)魔術を使う双子姉弟と闘う古武道をつかう双子兄弟。学園怪奇もの。 | |
ワルキューレ | R.ヴァーグナー | 新書館、1984年:白水社、1983年。(男女:ジークムント、ジークリント)英雄ジークフリートは知らずになされた双子間の近親相姦の結果生まれてきたのであった。双子による創世物語の一種。 | |
双子のドラゴン | V.ウィンズピア | ハーレクイン、1987年。未見。 | |
二役は大変 | ドナルド・E・ウェストレイク | (木村仁良訳)ハヤカワ文庫、1995年。(女女:リズ、ベティー)双子の姉妹の両方と寝るために自分も双子とうそをついた男の顛末。再度に双子の姉妹の両方とも殺害し、資産を全部せしめる結末はいただけない。 | |
双子と二人の妖精 | 植田裕次(編訳) | In:「フランス妖精民話集」社会思想社、1981年。双子と結婚して人間になろうとした妖精の悲しい物語。双子は、異界に近いから妖精から声をかけられたのだろうか。 | |
パリンドローム | スチュワート・ウッズ | (矢野浩三郎訳)文芸春秋、1997年。(男男:ヘイミッシュ、キア)18歳の時双子の片方が対偶者を誤って殺してしまい、その後両方の性格が高度に現れるようになってしまう。多重人格の双子と女性カメラマンを追い回す殺人鬼と化した元夫。 | |
戦慄の絆 | B.ウッド/J.ギースランド | ハヤカワ書房、1989年。(男男:デイビット、マイケル)クローネンバークの映画「戦慄の絆」の原作。原題は「双生児」 | |
☆ | 狂い凧 | 梅崎春生 | In:「新潮現代文学26 梅崎春生」:「日本文学全集78 椎名麟三・梅崎春生集」集英社、1969年。(男男:栄介、城介)日本文学史上の「双子もの」最高傑作。双子もいつかは死によって分かたれる。 |
三人の双生児 | 海野十三 | In:「現在推理小説大系」「大衆文学大系25」講談社他。(女男男:珠枝、真一、真二)結合双生児との三つ子の一人として生まれたわたし。財産目当ての殺人と絡み、最後は異父兄弟の遺伝子を弄ぶ実験台にされる。 | |
すいかの匂い | 江國香織 | 新潮文庫、2000年。(男男:ひろし、みのる)母親が出産するときに預けられた親戚の家から逃げ出し、道に迷った挙句たどり着いた家に住む結合双生児。朝起きると誰もいなかった! | |
なつのひかり | 江國香織 | 集英社文庫、1999年。(女女)主人公が苦手とする生意気な近所の双子姉妹。 | |
パルチヴァール | ヴォルフラム・フォン・エッシェンバッハ | (伊東他訳)郁文堂、1974年。(男男:ロヘラングリーン、カルデイス)白鳥の騎士ローエングリーンは双子。 | |
双生児幻想 | 江島なるみ | 鉱脈社、1981年。未見。 | |
☆ | 双生児 | 江戸川乱歩 | In:「江戸川乱歩文庫 人間椅子他九篇」春陽堂、1987年:「江戸川乱歩推理文庫1」講談社。(男男)弟による兄殺し。遺産相続と女性をめくっての確執から殺人へと憎悪が進む。殺した兄になりすまして更に犯罪を続けるが、指紋のトリックで身を滅ぼす。教戒師に死刑囚が告白するという形態をとった日本に於ける双子文学の傑作の一つ。 |
三角館の恐怖 | 江戸川乱歩 | (少年探偵46)ポプラ社、1973年。(男男:健作、康造)双子のうち長生きした方が全財産を相続するとの遺言を残した義父。この理不尽な遺言に端を発する双子老人の殺人事件を解決する明智小五郎。 | |
☆ | メモリー・キーパーの娘 | キム・エドワーズ | (宮崎真紀訳)NHK出版、2008年。(男女:ポール、フィービ)数奇な運命により分かれた男女のふたご。 |
どっちがどっち | 大木圭 | 秋元文庫、1973年。(女女:夏子、冬子)NHKテレビドラマのリライト。自立性を高めるために周囲にも双子であることを秘密にして育てられた双子姉妹の学校生活や恋の行方。 | |
サイコ 1 (情緒的な死と再生) | 大塚英志 | 角川スニーカー文庫、1988年。(女女:一子、二子)獄中にいる父親の指令で犯罪を犯す双子姉妹。最後に殺し合いになる。入れ替わりのモチーフ。 | |
一卵性双生児の九九 詩集 | 小笠原真 | 点点洞、1988年。未見。 | |
クリスマスに少女は還る | キャロル・オコンネル | (務台夏子訳)創元社推理文庫、1999年。(男女:ルージュ、スーザン)双子の妹を少女を狙る犯罪者に殺された警官がその犯人を追い詰めていく。 | |
ネビロスの双生児 上下 | 御茶漬海苔 | 東京三世社、1988年。未見。 | |
マーチ博士の四人の息子 | B.オベール | ハヤカワ・ミステリ文庫、1997年。(男男男男:クラーク、ジャック、マーク、スターク)メイドのジニーを追い詰める快楽殺人者は四人のうちの誰なのか? | |
球形の季節 | 恩田陸 | 新潮文庫、1994年。(男男:潮見忠彦、潮見孝彦)虐待の経験のある双子の姉弟。 | |
MAZE | 恩田陸 | 双葉文庫、2003年。(男女:恵弥、和見) | |
ネクロポリス 上下 | 恩田陸 | 朝日文庫、2009年。(男男:テリー、ジミー)この双子兄弟は正体は何なのか? | |
双子神の逆襲 | 風見潤 | (クトゥルー・オペラ3)朝日ソノラマ文庫、1981年。未見。 | |
双子のプリンセス | バーバラ・カートランド | サンリオ、1995年。(女女:ソーラ、ジリー) | |
電撃おさわがせ隊 見えない敵を追え! | カトリーヌあやこ・落合ゆかり | 集英社コバルト文庫、1996年。(女女:麻衣、舞子)5歳の時に亡くした姉が、強い意志を持ちたい時に出没する二重人格の高校生。おさわがせ隊のおかげで自分を取り戻す。 | |
双恋 一双子たちといた季節 | 金春智子 | 角川書店、2005年。(6組の双生児姉妹)人気アニメのノベライズ版。 | |
変身願望 | 鎌田敏夫 | 祥伝社、1996年。大胆になるために双子を自称する美知子。 | |
☆ | 古都 | 川端康成 | 新潮文庫。(女女:千恵子、苗子)捨て子ではあったが京都の呉服屋の一人娘として育てられた千恵子は祇園祭の夜自分にそっくりな苗子に出会う。違った境遇で育てられた二人は互いに惹かれ慈しみあうが、もう決してもとの家族にはなれない。また、自分への愛と言うよりも姉への思慕の幻と考える苗子は織り工の秀男の愛をも受け入れることができない。 |
悲劇の皇女 | 河原敏明 | KKダイナミックセラーズ、1984年。三笠宮双子説について。いわゆる王族双子物語の現代版。 | |
双子神社異聞 | 北野安曇 | In:鮎川哲也(編)「本格推理2」光文社文庫、1993年。(男男:いちろ、じろ:一郎、時郎)一人の女をめぐっる双子の軋轢を昔の伝説と現代の本当の殺人事件とで表現している。 | |
鏡の国のアリス | L.キャロル | ちくま文庫など。(男男:トゥイードルダム、トゥイードルディー) | |
逃走 | B.キャンベル | 講談社文庫、1997年。(男男:リッキー、トレース)自閉症の双子が殺人を目撃する。保護拘置された二人に忍び寄る暗殺者。 | |
ダブル | E.クイーン | ハヤカワ書房(世界探偵小説全集314)、1957年。(男男:デヴィット、ジョナサン)小説の設定が全くコインの裏表:ダブルの概念で統一されている。登場する仕立て屋の双子はしかしほとんど重要な役割は果たしていない。 | |
シャム双子の謎 | E.クイーン | 創元推理文庫、1960年。(男男:フランシス、ジュリアン)外科医殺人事件に巻き込まれるシャム双生児。クイーンは二人を殺人の嫌疑から救い出す。シャム双生児の場合、片一方が犯罪を犯したとき、もう一方も必然的に処罰を受けることになるが(特に死刑の場合)これは王の正義に叶う事であるのか。マーク・トウェインの「かの異形の双生児」の影響を受けていると思われる。 | |
トワ・ミカミ・テイルズ Ⅳ 双子の女神、自由の国にこぞりて | 日下弘文 | 富士見ファンタジア文庫、2003年。 | |
二重の鏡像 アナスタシア・シンドローム | M・H・クラーク | (深町眞理子訳)新潮文庫、1993年、収蔵。(女女:ライザ、キャロライン) | |
アナスタシア・シンドローム | M・H・クラーク | (深町眞理子訳)新潮文庫、1993年、収蔵。(女女:ポリー、ジュディス) | |
ダンスシューズが死を招く | M・H・クラーク | (深町眞理子訳)新潮文庫、1996年。(女男:ナン、クリス)連続殺人事件の最初の犠牲者。 | |
クリムゾン・リバー | グランジェ | (平岡敦訳)創元推理文庫。未見。 | |
処刑室 上下 | ジョン・グリシャム | (白石朗訳)新潮文庫、1997年。(男男:ジョン、ジュシュ)クー・クラッシュ・クランのテロリスト、サムに爆死させられるユダヤ人弁護士の息子達。 | |
☆ | 悪童日記 | A.クリストフ | 早川書房、1991年。(男男:リュカ、クラウス) |
ふたりの証拠 | A.クリストフ | 早川書房、1991年。 | |
第三の嘘 | A.クリストフ | 早川書房、1992年。リュカとクラウスは本当に実在した双子なのか。日記や主張は本当のことなのか。ヨーロッパアイデンティティーをえぐるように探る。 | |
被告側の言い分 | G.グリーン | In:M.リチャードソン(編):「ダブル/ダブル」白水社、1990年。(男男)殺人犯人の目撃者が容疑者の双子のため、犯人を特定できないため容疑者は無罪になる。でも、その後・・・。 | |
双子 | G.グリーン | In:「グレアム・グリーン全集13 二十一の短編」早川書房、1980年。(男男:ピーター、フランシス)双子間の以心伝心と同調および死をテーマとした短編。 | |
予告殺人 | アガサ・クリスティー | (田村隆一訳)ハヤカワ文庫、2003年。(男女:ピップ、エンマ) | |
☆ | 二人兄弟 | グリム童話 | 岩波文庫、ちくま文庫、小学館、ぎょうせい他。(男男)龍を退治して王女と結婚する双子の弟。双子の兄は、最終的には弟の最大の援助者となる。 |
類話 | 双子の兄弟 | (シチリア島)In:「世界の民話13 地中海」(小沢俊夫編)ぎょうせい、1978年。(男男) | |
兄弟の話 | 小沢俊夫編 | In:「世界のみんな15 アフリカ」ぎょうせい、1985年。(男男) | |
兵士の子、双子のイワン | In: 「ロシア民話(上)」(アファナーシエフ編、中村義和編訳)岩波文庫、1987年。(男男:兵士の子イワン、兵士の子イワン) | ||
二人の狩人 | In:「5人の語り手による 北欧の昔ばなし」(グーヴデラン他監修、川越ゆり訳)古今社、2002年。(男男) | ||
魚がくれた子供 | 「世界の民話 アメリカ大陸 Ⅰ」ぎょうせい、1977年。(男男) | ||
楽園のりんご | 「世界の民話 イスラエル」ぎょうせい、1978年。(男男) | ||
ふたごの兄弟 | 「世界の民話 カビール他」ぎょうせい、1978年。(男男) | ||
山番の兄弟 | 「世界の民話 東欧Ⅱ」ぎょうせい、1977年。(男男) | ||
ふたごの兄弟 | 「世界の民話 パンジャブ」ぎょうせい、1978年。(男男) | ||
☆ | 金の子どもたち | グリム童話 | (男男) |
☆ | 忠実なヨハネス | グリム童話 | (男男)石になってしまったヨハネスを生き返らせるために王様は双子の息子たちを殺し、その血を石に塗り付ける。生き返ったヨハネスは今度はその子たちを生き返らせる。 |
☆ | ラプンツェル | グリム童話 | (男女)荒野に追放されたラプンツェルは双子をもうける。 |
☆ | グイン・サーガ1 豹頭の仮面 | 栗本薫 | ハヤカワ文庫、1979年。改訂版:1983年。差別問題の故の改訂。これに対する栗本薫の「あとがき」は一見の価値あり。筒井断筆問題に対する一つの見識でもあり得る。(女男:リンダ、レムス)巫女の姉と王位継承者の弟、聖と俗、ふあっつの世界を象徴する双子を軸の一つとして展開する大冒険もの。全百巻の壮大なシリーズ(予定) |
グイン・サーガ2 荒野の戦士 | 栗本薫 | 1979年 | |
グイン・サーガ3 ノスフェラスの戦い | 栗本薫 | 1980年 | |
グイン・サーガ4 ラゴンの捕囚 | 栗本薫 | 1980年 | |
グイン・サーガ5 辺境の王者 | 栗本薫 | 1980年 | |
グイン・サーガ6 アルゴスの黒太子 | 栗本薫 | 1981年 | |
グイン・サーガ7 望郷の双生児 | 栗本薫 | 1981年 | |
グイン・サーガ8 クリスタルの陰謀 | 栗本薫 | 1981年 | |
グイン・サーガ9 紅蓮の島 | 栗本薫 | 1981年 | |
グイン・サーガ10 死の婚礼 | 栗本薫 | 1982年 | |
グイン・サーガ11 草原の風雲児 | 栗本薫 | 1982年 | |
グイン・サーガ12 紅の密使 | 栗本薫 | 1982年 | |
グイン・サーガ13 クリスタルの反乱 | 栗本薫 | 1983年 | |
グイン・サーガ14 復讐の女神 | 栗本薫 | 1983年 | |
グイン・サーガ15 トーラスの戦い | 栗本薫 | 1983年 | |
グイン・サーガ16 パロへの帰還 | 栗本薫 | 1983年 | |
グイン・サーガ17 三人の放浪者 | 栗本薫 | 1984年 | |
グイン・サーガ18 サイロンの悪霊 | 栗本薫 | 1984年 | |
グイン・サーガ19 ノスフェラスの嵐 | 栗本薫 | 1984年 | |
グイン・サーガ20 サリアの娘 | 栗本薫 | 1985年 | |
グイン・サーガ21 黒曜宮の陰謀 | 栗本薫 | 1985年 | |
グイン・サーガ22 運命の一日 | 栗本薫 | 1985年 | |
グイン・サーガ23 風のゆくえ | 栗本薫 | 1985年 | |
グイン・サーガ24 赤い街道の盗賊 | 栗本薫 | 1986年 | |
グイン・サーガ25 パロのワルツ | 栗本薫 | 1986年 | |
グイン・サーガ26 白虹 | 栗本薫 | 1987年 | |
グイン・サーガ27 光の少女 | 栗本薫 | 1987年 | |
グイン・サーガ28 アルセイスの秘密 | 栗本薫 | 1988年 | |
グイン・サーガ29 闇の司祭 | 栗本薫 | 1988年 | |
グイン・サーガ30 サイロンの豹頭将軍 | 栗本薫 | 1989年 | |
グイン・サーガ31 ヤーンの日 | 栗本薫 | 1989年 | |
グイン・サーガ32 ヤヌスの戦い | 栗本薫 | 1990年 | |
グイン・サーガ33 モンゴールの復活 | 栗本薫 | 1990年 | |
グイン・サーガ34 愛の嵐 | 栗本薫 | 1990年 | |
グイン・サーガ35 神の手 | 栗本薫 | 1991年 | |
グイン・サーガ36 剣の誓い | 栗本薫 | 1991年 | |
グイン・サーガ37 クリスタルの婚礼 | 栗本薫 | 1992年 | |
グイン・サーガ38 虹の道 | 栗本薫 | 1992年 | |
グイン・サーガ39 黒い炎 | 栗本薫 | 1992年 | |
グイン・サーガ40 アムネリアの罠 | 栗本薫 | 1992年 | |
グイン・サーガ41 獅子の星座 | 栗本薫 | 1992年 | |
グイン・サーガ42 カレーヌの邂逅 | 栗本薫 | 1993年 | |
グイン・サーガ43 エルザレムの戦い | 栗本薫 | 1994年 | |
グイン・サーガ44 炎のアルセイス | 栗本薫 | 1994年 | |
グイン・サーガ45 ユラニアの少年 | 栗本薫 | 1994年 | |
グイン・サーガ46 闇の中の怨霊 | 栗本薫 | 1994年 | |
グイン・サーガ47 アムネリスの婚約 | 栗本薫 | 1995年 | |
グイン・サーガ48 美しき虜囚 | 栗本薫 | 1995年 | |
グイン・サーガ49 緋の陥穽 | 栗本薫 | 1995年 | |
グイン・サーガ50 闇の微笑 | 栗本薫 | 1995年 | |
グイン・サーガ51 ドールの時代 | 栗本薫 | 1996年 | |
グイン・サーガ52 異形の明日 | 栗本薫 | 1996年 | |
グイン・サーガ53 ガルムの標的 | 栗本薫 | 1996年 | |
グイン・サーガ54 紅玉宮の惨劇 | 栗本薫 | 1996年 | |
グイン・サーガ55 ゴーラの一番長い日 | 栗本薫 | 1997年 | |
グイン・サーガ56 野望の序曲 | 栗本薫 | 1997年 | |
グイン・サーガ57 ヤーンの星の下に | 栗本薫 | 1997年 | |
グイン・サーガ58 運命のマルガ | 栗本薫 | 1997年 | |
グイン・サーガ59 覇王の道 | 栗本薫 | 1998年 | |
グイン・サーガ60 ガルムの報酬 | 栗本薫 | 1998年 | |
グイン・サーガ61 赤い激流 | 栗本薫 | 1998年 | |
グイン・サーガ62 ユラニア最後の日 | 栗本薫 | 1998年 | |
グイン・サーガ63 時の潮 | 栗本薫 | 1999年 | |
グイン・サーガ64 ゴーラの僣王 | 栗本薫 | 1999年 | |
グイン・サーガ65 鷹とイリス | 栗本薫 | 1999年 | |
グイン・サーガ66 黒太子の秘密 | 栗本薫 | 1999年 | |
グイン・サーガ67 風の挽歌 | 栗本薫 | 1999年 | |
グイン・サーガ68 豹頭将軍の帰還 | 栗本薫 | 1999年 | |
グイン・サーガ69 修羅 | 栗本薫 | 1999年 | |
グイン・サーガ70 豹頭王の誕生 | 栗本薫 | 2000年 | |
グイン・サーガ71 嵐のルノリア | 栗本薫 | 2000年 | |
グイン・サーガ72 パロの苦悶 | 栗本薫 | 2000年 | |
グイン・サーガ73 地上最大の魔道師 | 栗本薫 | 2000年 | |
グイン・サーガ74 試練のルノリア | 栗本薫 | 2000年 | |
グイン・サーガ75 大導師のアグリッパ | 栗本薫 | 2000年 | |
グイン・サーガ76 魔の聖域 | 栗本薫 | 2000年 | |
グイン・サーガ77 疑惑の月蝕 | 栗本薫 | 2001年 | |
グイン・サーガ78 ルノリアの奇跡 | 栗本薫 | 2001年 | |
グイン・サーガ79 ルアーの角笛 | 栗本薫 | 2001年 | |
グイン・サーガ80 ヤーンの翼 | 栗本薫 | 2001年 | |
グイン・サーガ81 魔界の刻印 | 栗本薫 | 2001年 | |
グイン・サーガ82 アウラの選択 | 栗本薫 | 2001年 | |
グイン・サーガ83 嵐の獅子たち | 栗本薫 | 2002年 | |
グイン・サーガ84 劫火 | 栗本薫 | 2002年 | |
グイン・サーガ85 蜃気楼の彼方 | 栗本薫 | 2002年 | |
グイン・サーガ86 運命の糸車 | 栗本薫 | 2002年 | |
グイン・サーガ87 ヤーンの時の時 | 栗本薫 | 2002年 | |
グイン・サーガ88 星の葬送 | 栗本薫 | 2003年 | |
グイン・サーガ89 悪魔の王子 | 栗本薫 | 2003年 | |
グイン・サーガ90 恐怖の霧 | 栗本薫 | 2003年 | |
グイン・サーガ91 魔宮の攻防 | 栗本薫 | 2003年 | |
グイン・サーガ92 復活の朝 | 栗本薫 | 2003年 | |
グイン・サーガ93 熱砂の放浪者 | 栗本薫 | 2004年 | |
グイン・サーガ94 永遠への飛翔 | 栗本薫 | 2004年 | |
グイン・サーガ95 ドールの子 | 栗本薫 | 2004年 | |
グイン・サーガ96 豹頭王の行方 | 栗本薫 | 2004年 | |
グイン・サーガ97 ノスフェラスへの道 | 栗本薫 | 2004年 | |
グイン・サーガ98 蜃気楼の旅人 | 栗本薫 | 2005年 | |
グイン・サーガ99 ルードの恩讐 | 栗本薫 | 2005年 | |
グイン・サーガ100 豹頭王の試練 | 栗本薫 | 2005年 | |
グイン・サーガ101 北の豹南の鷹 | 栗本薫 | 2005年 | |
グイン・サーガ102 火の山 | 栗本薫 | 2005年 | |
グイン・サーガ103 ヤーンの朝 | 栗本薫 | 2005年 | |
グイン・サーガ104 湖畔のマリニア | 栗本薫 | 2005年 | |
グイン・サーガ105 風の騎士 | 栗本薫 | 2005年 | |
グイン・サーガ106 ボルボロスの追跡 | 栗本薫 | 2006年 | |
グイン・サーガ107 流れゆく雲 | 栗本薫 | 2006年 | |
グイン・サーガ108 パロへの長い道 | 栗本薫 | 2006年 | |
グイン・サーガ109 豹頭王の挑戦 | 栗本薫 | 2006年 | |
グイン・サーガ110 快楽の都 | 栗本薫 | 2006年 | |
グイン・サーガ111 タイスの魔剣士 | 栗本薫 | 2006年 | |
グイン・サーガ112 闘王 | 栗本薫 | 2007年 | |
グイン・サーガ113 もう一つの王国 | 栗本薫 | 2007年 | |
グイン・サーガ114 紅鶴城の幽霊 | 栗本薫 | 2007年 | |
グイン・サーガ115 水神の祭り | 栗本薫 | 2007年 | |
グイン・サーガ116 闘鬼 | 栗本薫 | 2007年 | |
グイン・サーガ117 暁の脱出 | 栗本薫 | 2007年 | |
グイン・サーガ118 クリスタルの再会 | 栗本薫 | 2007年 | |
グイン・サーガ119 ランドックの刻 | 栗本薫 | 2008年 | |
グイン・サーガ120 旅立つマリニア | 栗本薫 | 2008年 | |
グイン・サーガ121 サイロンの光と影 | 栗本薫 | 2008年 | |
グイン・サーガ122 豹頭王の苦悩 | 栗本薫 | 2008年 | |
グイン・サーガ123 風雲への序章 | 栗本薫 | 2008年 | |
グイン・サーガ124 ミロクの巡礼 | 栗本薫 | 2008年 | |
グイン・サーガ125 ヤーンの選択 | 栗本薫 | 2009年 | |
グイン・サーガ126 黒衣の女王 | 栗本薫 | 2009年 | |
グイン・サーガ127 遠いうねり | 栗本薫 | 2009年 | |
グイン・サーガ128 謎の聖都 | 栗本薫 | 2009年 | |
グイン・サーガ129 運命の子 | 栗本薫 | 2009年 | |
グイン・サーガ130 見知らぬ明日 | 栗本薫 | 2009年 | |
グイン・サーガ外伝1 七人の魔道師 | 栗本薫 | 1981年 | |
グイン・サーガ外伝2 イリスの石 | 栗本薫 | 1982年 | |
グイン・サーガ外伝3 幽霊船 | 栗本薫 | 1983年 | |
グイン・サーガ外伝4 氷雪の女王 | 栗本薫 | 1983年 | |
グイン・サーガ外伝5 時の封土 | 栗本薫 | 1984年 | |
グイン・サーガ外伝6 ヴァラキアの少年 | 栗本薫 | 1986年 | |
グイン・サーガ外伝7 十六歳の肖像 | 栗本薫 | 1986年 | |
グイン・サーガ外伝8 星の船、風の翼 | 栗本薫 | 1990年 | |
グイン・サーガ外伝9 マグノリアの海賊 | 栗本薫 | 1990年 | |
グイン・サーガ外伝10 幽霊島の戦士 | 栗本薫 | 1997年 | |
グイン・サーガ外伝11 フェラーラの魔女 | 栗本薫 | 1997年 | |
グイン・サーガ外伝12 魔王の国の戦士 | 栗本薫 | 1997年 | |
グイン・サーガ外伝13 鬼面の塔 | 栗本薫 | 1998年 | |
グイン・サーガ外伝14 悪魔の四つの扉 | 栗本薫 | 1998年 | |
グイン・サーガ外伝15 ホータン最後の戦い | 栗本薫 | 1998年 | |
グイン・サーガ外伝16 蜃気楼の少女 | 栗本薫 | 1999年 | |
グイン・サーガ外伝17 宝島 上下 | 栗本薫 | 2002年 | |
グイン・サーガ外伝18 消えた女官(アルド・ナリスの事件簿1) | 栗本薫 | 2003年 | |
グイン・サーガ外伝19 初恋 | 栗本薫 | 2004年 | |
グイン・サーガ外伝20 振り向かない男(アルド・ナリスの事件簿2 | 栗本薫 | 2006年 | |
グイン・サーガ外伝21 鏡の国の戦士 | 栗本薫 | 2007年 | |
グイン・サーガ外伝20 振り向かない男(アルド・ナリスの事件簿2) | 栗本薫 | 2006年 | |
グイン・サーガ・ハンドブック | 栗本薫 | 1990年 | |
グイン・サーガ・ハンドブック2 | 栗本薫 | 1999年 | |
グイン・サーガ・ハンドブック3 | 栗本薫 | 2005年 | |
グイン・サーガ読本 | 栗本薫 | 1995年 | |
オフィシャル・ナビゲーションブック | 栗本薫 | 2004年 | |
双生児 | イゾルデ・クルツ | 「世界女流作家全集 第1巻」モダン日本社、1941年、本の友社1993年(復刻版)。(男女:ドナートゥス、ドナーテ)信仰深い母の願いによってその女の子を守護するために、神にこの世に使わされた天使。双子としてともに育てられ、互いに艱難の後にそろって天上へ引き上げられる。 | |
ブループリント | シャルロッテ・ケルナー | (鈴木仁子訳)講談社、2000年。 (女女:イーリス、スーリイ)クローンで生まれた母子であり姉妹である双子。 | |
黙っていても双子は | 小嵐九八郎 | 中央公論社、1995年。(女女:鮎、菜緒)双子を授かった役者の父親修行。 | |
ナルキッソスの鏡 | 小池真理子 | 集英社、1993年。(女男:珠子、富士男)双子の対偶者が死んだ場合、生き残った方が精神に異常をきたし、二重人格になったり、あるいは、死んだ方を生きているとの幻覚を持ったりするが、これは不幸な母親が、人形が双子のうちの死んだ娘の方であるとして接する物語である。そして、この娘と息子に誕生日の贈り物をするために次々と殺人を犯す。 | |
苔の衣 | 「鎌倉時代物語大成3」笠間書院、1991年。 | ||
ザ・ポエット上下 | マイクル・コナリー | (古沢嘉道訳)扶桑社ミステリー、1997年。(男男:ショーン、ジャック)自殺とされた刑事の兄の死の疑惑を晴らす新聞記者。ドンデン返しの連続。 | |
ゼウスガーデン衰亡史 | 小林恭二 | 福武書店、1987年。(男男:宙一、宙二)宇宙創世的なモチーフで登場。 | |
ひとり | 小林栗奈 | 集英社スーパーファンタジー文庫、1998年。(女女:香織、恵美)次々と襲う危機は、幼くて死んだ妹のせい? | |
特捜美少女 カーマツインズ | 小林信太 | オークス、2005年。(女女:咲耶、咲美)戦闘スーツに変身するためには、同時にエクスタシーを感じなくてはならない。 | |
ヴェネツィアのふたご | C.ゴルドーニ | In:「ゴルドーニ劇場」晶文社、1983年。(男男:トニーノ、ザネット) | |
人間は、いつから、ふたごの女の子を殺す習慣をやめるようになったのか | パメラ・コーラ | In:「なぜどうしてものがたり ケニヤの民話」(土屋哲訳)岩波書店、1981年。(男女)男と女の双子では、女の方を殺してしまう習慣があったがそれを王様の命令でやめるようになったとの由来たん。 | |
クラブM W-ウインド | さいきなおこ | 集英社コバルト文庫、2000年。(男男:渚、海生)ボーイズラブもの。 | |
愛のメルヘン ギリシャ神話3 双子座物語 | 酒井友身 | 教育出版センター、1986年。(男男:ポルックス、カストル)ギリシャ神話の転身物語から自由な発想で再構成した物語。 | |
魔性の封印 | 榊原史保美 | 広済堂、1999年。(男男:若宮、七瀬)双子を忌み嫌う宗教集団の謀略を暴くロック・スター。 | |
双子の美人 | 佐々木邦 | In:「恐妻病者」東方社、1954年。未見。 | |
おねがい☆ツインズ① 一人と二人 | 雑破 業 | 角川電撃文庫、2003年。(女:麻郁、深衣奈or樺恋)原作Pleaseのコミックのリライト。 | |
プルトニウムと半月 | 沙藤一樹 | 角川ホラー文庫、2000年。(女女:華織、紗織)原子力発電所の爆発で廃墟となった汚染地区に住む華織。暴力集団との闘争を経て、双子の運命に待ち受けているものは。 | |
☆ | 間違いの喜劇 | W.シェイクスピア | 白水社:Uブックスなど(男男:エフェサスのアンティフォラス、シラキュースのアンティフォラス)シェイクスピアは双子の父。文学史に綿々と流れる「間違いの喜劇」(双子がそっくりなことから生じる間違いによるドタバタ)の最高峰。一卵性双生児なら誰でも経験する「取り違え」を逆に笑い飛ばし、楽しもう。 |
☆ | 十二夜 | W.シェイクスピア | 白水社:Uブックスなど。(男女:セバスチャン、バイオラ)「双子もの」の最高傑作。本当に面白い。祝祭と世界劇場。 |
戦士ブラック対吸血双生児 | J. ジェイクス | 創元社推理文庫、1978年。未見。 | |
ゲームの達人 上下 | S.シェルダン | アカデミー出版サービス、1988年。(女女:イヴ、アレクサンドラ)双子の葛藤とその悲劇的結末で全編が閉じられる。敵対する双子、ヤコブとエサウのモチーフが非常に極端に使われる。性格も全て正反対である。また、入れ替わりなどのトリックも利用されている。 | |
運命峠 前・後編 | 柴田錬三郎 | 新潮文庫、1965年。(男男:松平忠輝、秋山六郎太)二代将軍秀忠の子息の双子。摂理に継ぐ摂理によって結ばれた多くの著名人(服部半蔵、宮本武蔵など)の運命やいかに。 | |
こんなにもひとりぽっち | 島村洋子 | 角川文庫、2000年。(女女:多恵、忍)自分の顔がいやで、整形手術をした双子の姉。おねえちゃんという呼称は気になるが、ふたご姉妹の葛藤はよく描けている。 | |
ランドルフィ物語6 復讐の双生児 | 清水義範 | ソノラマ文庫、1987年。(男男:アダムス、ナルムス)ランドルフィを父の敵とつけ狙う双子の兄弟。分身の術のように襲いかかる。誤解が解けたあと、ランドルフィを慕い、二人で土の国を共同で統治する。 | |
ランドルフィ物語7 魔窟の飛兵団 | 清水義範 | 1988年。双子都市:ダリルとヘテダリル。闇と光の二元論。 | |
単位物語 | 清水義範 | 講談社文庫、1994年。(男男:弘樹、直樹)人生の頂点の象徴として、主人公に双子の孫誕生。 | |
双子姉妹の事件簿 背後霊は殺しがお好き | 志茂田景樹 | 徳間文庫、1992年。 (女女:夏美、冬子)全く性格も仕事も違う(姉は刑事、妹は詐欺師)双子の姉妹が、事件を解決していく。超美人のふたご姉妹という設定で少しHな描写もあるが、それはこの多作な流行作家の宿命であろう。また、同性愛的傾向も見られる。 | |
双子姉妹の事件簿2 長距離ランナーは死の囁き | 志茂田景樹 | 徳間文庫、1992年。 | |
双子姉妹の事件簿3 殺意のシュートは血の匂い | 志茂田景樹 | 徳間文庫、1994年。 | |
双児の女子大生 | D. ジャーディーン | 秋元書房、1958年。未見。 | |
双児の同級生 | D. ジャーディーン | 秋元書房、1961年。未見。 | |
ローマのかくれんぼ | ロベルト・シュナイダー | (シドラ房子訳)三修社、2003年。(男男:教皇シルベスター4世の弟たち)苦痛と愛の二元性を導入するかのような教皇の双子の弟たちへの言及。 | |
フィネガンズ・ウェイク上下 | J.ジョイス | 河出書房新社、1991、93年。(男男:シエム、ショーン) | |
僕の双子の妹たち | 白石公子 | 集英社、2004年。(女女:)未見。 | |
So Clear | 真堂 樹 | 集英社コバルト文庫、2000年。(男男:桜、京)双子の弟を追い詰めてしまい、バイクの事故死をさせてしまったトップ・ヴォーカリストの桜。いったんは声を失った彼は再起できるのか。 | |
☆ | エデンの東 全4巻 | スタインベック | (野崎孝訳)ハヤカワ文庫、1972年。(男男:アロン、カレブ)ジェームス・ディーン主演の映画の原作。聖書のカインとアベルのモチーフなどを織り込んだ家族史的小説。 |
双子 | H. スパーク | (菅原時子訳)「現代イギリス女流短編集」(太陽選書25)太陽社、1974年。(女男:マージー、ジェフ)神経質なイギリス中流家課程への凝視。 | |
ふたごのきょうだい | 聖書物語 | いのちのことば社、1989年。(男男:エソウ、ヤコブ)旧約聖書に出てくる双子物語。ヤコブは兄エソウを騙して父親の祝福を奪い取る。しかし、この双子の闘争も全て神の御心であったのだ。そして、エソウはヤコブを許し、二人は和解する。 | |
長野・上越新幹線四時間三十分の壁 | 蘇部健一 | 講談社NOVELS、1999年。(女女:玲奈、安奈)双子美人姉妹のアリバイは崩れるのか。 | |
コロオスのオイディプス | ソポクレス | In:「ギリシャ悲劇全集 II」1950年。同じ題材による悲劇。 | |
若叔母と二人の甥 | 高 竜也 | フランス書院、1996年。(男男:亮介、純介)双子近親相姦もの。 | |
双子美妹と兄 | 高 竜也 | フランス書院、1997年。(女女:章子、基子)双子近親相姦もの。 | |
狙われた兄嫁 悪魔の双子兄弟 | 高 竜也 | (男男:洋平、哲夫)フランス書院文庫。 | |
ママは双子姉妹 | 高 竜也 | (女女:沙絵子、早紀子)フランス書院文庫。 | |
神拳李酔竜1 夜光珠魔城 | 高千穂 遙 | 角川スニーカー文庫、1997年。(女女:鈴鈴、蘭蘭)宇宙警察の豪腕捜査員の助手を務めるカンフー名人の双子。リンリン、ランランという名前は安易過ぎる? | |
姫君と婚約者 | 高遠砂夜 | 集英社コバルト文庫、1995年。(男男:リィンディ、ルウディ)ディアゴール国の姫の婚約者になった双子。爪の形までそっくり。 | |
姫君と婚約者 2 | 高遠砂夜 | 集英社コバルト文庫、1996年。 | |
姫君と婚約者 3 | 高遠砂夜 | 集英社コバルト文庫、1996年。 | |
姫君と婚約者 4 | 高遠砂夜 | 集英社コバルト文庫、1996年。 | |
姫君と婚約者 5 | 高遠砂夜 | 集英社コバルト文庫、1997年。 | |
姫君と婚約者 6 | 高遠砂夜 | 集英社コバルト文庫、1997年。 | |
姫君と婚約者 7 | 高遠砂夜 | 集英社コバルト文庫、1997年。 | |
姫君と婚約者 8 | 高遠砂夜 | 集英社コバルト文庫、1997年。 | |
姫君と婚約者 9 | 高遠砂夜 | 集英社コバルト文庫、1997年。 | |
姫君と婚約者 10 | 高遠砂夜 | 集英社コバルト文庫、1998年。 | |
姫君と婚約者 11 | 高遠砂夜 | 集英社コバルト文庫、1998年。 | |
姫君と婚約者 12 | 高遠砂夜 | 集英社コバルト文庫、1999年。 | |
姫君と婚約者 星のカーニバル | 高遠砂夜 | 集英社コバルト文庫、1999年。 | |
まちがいの狂言 | 高橋康也 | 白水社、2003年。(男男:黒草の石之助、白草の石之助;男男:黒草の太郎冠者、白草の太郎冠者)シェークスピアの「間違いの喜劇」の翻案。ややこしや、ややこしや。わたしがそなたで、そなたがわたし。ひとりでふたり、ふたりでひとり。ややこしや、ややこしや。 | |
ふたごのさんかくさん | 高原哲雄 | 高義紙業企画開発室、1984年。未見。 | |
ラブ・セキュリティ | たけうちりうと | 小学館パレット文庫、2000年。未見。(男男:豊、静) | |
らき☆すた らき☆すた殺人事件 | 竹井10日 | 角川スニーカー文庫、2007年。(女女:かがみ、つかさ) | |
鏡をみてはいけません | 田辺聖子 | 集英社文庫、1999 年。(男男:玲、瓏)主人公野百合が書こうとしている小説の登場人物。主人公のアイデンティティの問題と絡んで、彼女の精神状態と呼応して描かれる。 | |
双生隅田川(浄瑠璃) | 近松門左衛門 | In:「近松全集11」岩波書店、1989年。(男男:梅若、松若)事情があって(昔日本ではそういう風習があった)別々に育てられ後に再会した双子の物語。天狗や家督争い、政治的陰謀が入り乱れ、梅若は死ぬが、松若が無事立派にお家を復興する。 | |
バーバーパパのがっこう 講談社のバーバーパパえほん4 | A.チソン/T.テイラー | 講談社、1976年。(男男:A,B)外国でも双子はそっくりの服を着て、区別はAとBでつけられるのかと、少し情けなくなる。なお、バーバパパシリーズには双子がずっと出ている。 | |
アルス・マグナ1 白き魔王 | 千葉 暁 | 角川スニーカー文庫、1992年。(男女:ヨシュア、グラシア)光と闇、善と悪という二元論に立つ創世神話的モチーフ。 | |
アルス・マグナ2 光と闇の双生児 | 千葉 暁 | 角川スニーカー文庫、1992年。 | |
アルス・マグナ3 碧眼の女神 | 千葉 暁 | 1992年 | |
アルス・マグナ4 邪教の都 | 千葉 暁 | 1994年 | |
アルス・マグナ5 魔王の降臨 | 千葉 暁 | 1996年 | |
俺の兄貴に手をだすな | 月上ひなこ | 白泉社花丸文庫、2000年。未読。(男男:悠理、心理)ツインズ・Bラブコメディー。 | |
俺の兄貴はオレのもの | 月上 ひなこ | 白泉社花丸文庫。 | |
俺の兄貴に首ったけ | 月上 ひなこ | 白泉社花丸文庫。 | |
ブレッド・ウイナー | 月村 奎 | 白泉社花丸文庫、1999年。(男男:万里、千里)家出した妻の連れ子の双子を育てる羽目になる主人公。ホモセクシャル・ラブコメディー。 | |
双生児 | 津島祐子 | In:「歓びの島」中央公論社、1978年。初出「海」1977年6月号。(女女:千尋、 )二卵性の双生児を失った千尋の時と友に感じゆく孤独。 | |
黒い兄弟上下 | リザ・テツナー | (酒寄進一訳)あすなろ書房、2002年。(男男:カルロ、ピエトロ;男男)主人公の弟兄弟ともう一組。脇役。著者の夫のクルト・ヘルトも脇役でふたごを登場させている。 | |
☆ | 鉄仮面 | アレクサンドル・デュマ | (ダルタニャン物語10)講談社文庫、1975年:高木 光リライト:「鉄仮面」(少年少女世界の名作28)偕成社、1983年:さとうまきこリライト:講談社 「世界の冒険文学9」1998年:「仮面の男」角川文庫、1998年:「仮面の男」(映画「仮面の男」の解説本。竹書房文庫、1998年(男男:ルイ14世、鉄仮面:フィリップ)ご存じダルタニヤン物語の大傑作。双子の王族のモチーフ。 |
☆ | かの異形の双生児 | マーク・トウェイン | In:「まぬけのウィルソンとかの異形の双生児」(マーク・トウェイン・コレクション1)彩流社、1994年。(男男:アンジェロ、ルイージ)シャム型双生児の奇怪な兄弟。シャム双生児の場合、片一方が犯した犯罪の処罰は、もう一方も無実なのに一緒に受けなくてはならないのであろうか。マーク・トウェイン:「まぬけのウィルソン」同書収録「かの異形の双生児」と裏表の関係にある小説であり、また、子どもの取り替えというダブルの典型的テーマもあって、非常に面白い作品である。 |
トム・ソーヤの探偵 | マーク・トウェイン | (斉藤健一訳)講談社青い鳥文庫、1995年。(男男:ダンラップ、ジェーク・ダンラップ)トムのおじさんの農場で起こる殺人事件に関わる。 | |
☆ | メテオール(気象) | M.トゥルニエ | 国書刊行会、1991年。(男男:ジャン、ポール)原題フランスの語り部トゥルニエの代表作。ナチス時代を含めたアイデンティティーの危機を双子の姿を借りて厳しく表現する。 |
とりかえばや | 「市日本古典文学大系26 提中納言物語、とりかえばや物語」岩波書店、1992年。現代訳:中村真一郎、ちくま文庫、1992年他。 | ||
ハイジのこどもたち | トリッテン | (各務三郎訳)ブッキング、2003年。(男女:ドビアス、マルタ)ハイジが双子を産んだ!幸福と家族の統合の象徴としての双子。 | |
ほっほっほー | 長崎源之助 | 佼成出版社、1994年。(男男:タロ、ジロ)戦争で双子の兄弟を無くした母親は「タロちゃんこいしやほっほっほー、ジロちゃんこいしやほっほっほー」と、毎日泣きながらススキみみずくを作り続ける。二度と戦争がないように願いながら。 | |
ぷるぷるぴいぷる 小説 | 中島らも | 集英社文庫、1995年。(男男:双子の社長)同じことを繰り返す、テレヴィ会社の奇妙な双子社長。 | |
☆ | 岸和田少年愚連隊 | 中場利一 | 本の雑誌社、1994年。(男男:サンダ、ガイラ)映画の「サンダ対ガイラ」に似ているためにこうあだ名を付けられた双子。兄は優しくて勉強ができたが、弟はとんでもない不良。弟のおかげで酷いとばっちりを受ける兄。爆笑エピソード。 |
岸和田少年愚連隊 血煙り純情篇 | 中場利一 | 本の雑誌社、1996年。 | |
どつきどつかれ | 中場利一 | 徳間書店、1998年。ガイラ大活躍。サンダも分身の術的に登場。 | |
白い薔薇の淵まで | 中山可穂 | 集英社文庫、2003年。(女男:塁、満)寡作のレスビアン作家との性愛におぼれていくOL。その作家は、ふたごの弟との物語を内に秘めていた。 | |
ある怪物双生児の生涯の数場面 | B.ナボコフ | In:「ナボコフの1ダース」ちくま文庫、1991年。(男男:ロイド、フロイド)見せ物にされたシャム双生児の一人の内的な独白。 | |
☆ | 双生児の夢入り | 南條範夫 | In:「大川端上げ潮どき 時代小説傑作選」講談社文庫、1991年。(男男:壮太、善蔵)お互いの夢の中に入ることのできる双子の悲劇。 |
すきゃんだらすツインズ | 南原 兼 | 角川ルビー文庫、1999年。(男男:和巳、和真)双子の近親ボーイズ・ラブもの。 | |
でんじゃらすツインズ | 南原 兼 | 角川ルビー文庫、1999年。(男男:和巳、和真) | |
みすてりあすツインズ | 南原 兼 | 角川ルビー文庫、2000年。 | |
まあべらすツインズ | 南原 兼 | 角川ルビー文庫、2000年。 | |
えんどれすツインズ | 南原 兼 | 角川ルビー文庫、2000年。 | |
残像 | 西村寿行 | 徳間書店、1988年。初出は、「小説新潮」1977年3月号。(男女:信二、吉子)自分に似ていない双子の子どもの父親は誰なのだ?不倫相手を二人見つけたその結末は。血液検査と人類学的な観察はどこまで真実を明かすのか? | |
依存 | 西村保彦 | 幻冬舎、2000年。未読。 | |
☆ | 空からおちてきた王子 | C. ネストリンガー | ほるぷ出版、1991年。(男男)鳥と人間のあいのこ。互いに変装をして逃亡し、約束通りにおちあっても、一生互いに気づかない。 |
☆ | 名前のない名刺 | 野坂昭如 | 講談社、1991年。(男男:登、私)疑似双子に於ける対偶者間の心理的葛藤を描く。本当は双子ではない私生児が合わされて双子とされた。それを知っていた兄の「双子」に対する自由さとと、知らなかった弟の呪縛が物語の軸となる。 |
☆ | 小春日和 | 野中 柊 | 青山出版社、2001年。(女女:小春、日和)ひょんなことからケチャップのCMに出る双子姉妹。大きくなっても、隣に対偶者の小さな手がもうなくても、思い出は一杯。 |
双生児の秘密 | H. ノリス | In:J. サーパー(他):「12人の指名打者 野球小説傑作選」文芸春秋社、1983年。 | |
T.K.コネクション | 灰原桐生 | 角川ティーンズルビー文庫、2000年。(男男:内海香月、葉月)主人公のボディガードの双子。 | |
T.K.コネクション2 | 灰原桐生 | 角川ティーンズルビー文庫、2000年。 | |
鹿の銀貨 | ハウフ | In:「盗賊の森の一夜 メルヒェン集」岩波文庫、1998年。 | |
生意気ざかり | ジャン・パウル | In:「ジャン。パウル...クライスト」(ドイツロマン派全集第11巻)国書刊行会、1990年。(男男:ヴァルト、ヴルト)近代的自我が成立していくパラダイムの転換期におけるダブルのテーマ。 | |
TWINS Chinatsu&Ntsumix | 橋本雅司 | 英知出版、1995年。双子姉妹のヌード集。 | |
陳情書 | J.バース | In:M.リチャードソン(編):「ダブル/ダブル」白水社、1990年。(男男:チャン、エン)見せ物小屋に出演しているシャム双生児の弟が提出した請願書。今や憎しみの対象となった兄との分離手術を請願する。(作者は双子) | |
すばらしい新世界 | ハックスリー | (松村達雄訳)講談社文庫、1974年。 | |
A!満月のトキオ・ヘブン | 花衣沙久羅 | 集英社スーパーファンタジー文庫、1994年。(男男:新田翔、新田薫)ヴァンパイヤ族と人間との間をつなぐ天使たる翔。ついに女性へのメタモルフォーゼをなす。 | |
B!宿命のツインズ | 花衣沙久羅 | 集英社スーパーファンタジー文庫、1995年。 | |
C!天使のアリア | 花衣沙久羅 | 集英社スーパーファンタジー文庫、1995年。 | |
太陽の世界1 聖双生児 | 半村 良 | 角川書店、1980年。(男男:仮の名 ナム、ヤム;後の名、サハム、イハム)アム族とモアイ族の間に生まれ、やがて族長となる双子の物語。文庫版あり。 | |
太陽の世界2 牛人の結婚 | 半村 良 | 1981年 | |
太陽の世界3 飛舟の群 | 半村 良 | 1981年 | |
太陽の世界4 神々の到来 | 半村 良 | 1981年 | |
太陽の世界5 点と地の掟 | 半村 良 | 1982年 | |
太陽の世界6 英雄の帰還 | 半村 良 | 1982年 | |
太陽の世界7 神征紀 | 半村 良 | 1982年 | |
太陽の世界8 悪魔の誕生 | 半村 良 | 1982年 | |
太陽の世界9 純神征紀 | 半村 良 | 1982年 | |
太陽の世界10 黄金の湖 | 半村 良 | 1983年 | |
太陽の世界11 王朝初期 | 半村 良 | 1983年 | |
太陽の世界12 霊界の支配者 | 半村 良 | 1984年 | |
太陽の世界13 大地の声 | 半村 良 | 1985年 | |
太陽の世界14 豪族たちの朝 | 半村 良 | 1985年 | |
太陽の世界15 交流と紛争 | 半村 良 | 1986年 | |
太陽の世界16 続交流と紛争 | 半村 良 | 1986年 | |
太陽の世界17 飛翔する帝国 | 半村 良 | 1986年 | |
双子の一人 | A.ピアス | In:「よみがえる悪夢 ピアス傑作短編集・下」東京美術、1989年。(男男:ヘンリー、ジョン)父親さえ合わせて「ジェンリー」と呼ぶくらい似ている双子の悲劇。双子の類似性とテレパシーの神話に満ちている短編。 | |
宿命 | 東野圭吾 | 講談社、1990年;講談社文庫、1993年。(男男:勇作、晃彦)医学実験の果てに生まれた双子の兄弟。長じて、殺人事件の捜査員と被疑者として出会う。 | |
分身 | 東野圭吾 | 集英社、1993年。(女女:鞠子、双葉)クローンとして別々の母親から生まれた一卵性の「双子」。政治化の家系断絶や研究者の野望などが絡んで展開。クローンは双子と呼べるのか。 | |
☆ | 双生の荒鷲 | J.ヒギンズ | 角川文庫、1999年。(男男:マックス・フォン・ファルダー、ハリー・ケルソー)アメリカ軍人とドイツの貴族の娘との間に生まれた双子。第2次大戦では敵味方に分かれて闘うことになる。 |
チゴイネルワイゼン | 姫野カオルコ | 双葉社レディース文庫、1988年。(女男:茉利子、高志)事情があって離ればなれになっていた双子の近親相姦をテーマにした短編集。 | |
☆ | 変奏曲 | 姫野カオルコ | マガジンハウス、1992年。(男女:高志、洋子)前作のヴァリエイション。 |
ピタゴラスの恋愛定理 | 日向章一郎 | 集英社コバルト文庫、1996年。(男女:春平、冬子)主人公亜紀の隣に住むワルガキ双子。でも、口とは別に亜紀のことが大好きで、自分たちの従兄弟と亜紀の仲を何とかしようと謎のファックスを送る。 | |
☆ | 双子座の星のもとに | R・ピルチャー | 日向房、1998年。(女女:フローラ、ローザ)ローザに入れ替わって婚約者の家を訪れたフローラ。やがて、本来の自分と自分のいるべき場所を見つける。 |
王国を継ぐ者 | レイモンド・E・フィースト | (岩原明子訳)ハヤカワ文庫、1995年。(男男:ボリク、エアランド)公国の後継ぎである双子が開戦の可能性のある隣国へ表敬の旅に出る。途中別れ離れになりながら、協力して祖国の危機を救う冒険たん。 | |
DNAの迷宮(TwinsIII) | ロズ・D・フォックス | (鈴木たえ子訳)ハーレクイン・スーパーロマンス、2001年。(女男:アビゲイル、ニコラス)親権争いに巻き込まれる双子。DNA鑑定の結果は驚くべきものだった! | |
第三の双生児 上下 | ケン・フォレット | 新潮文庫、1997年。強姦犯にとされたスティーヴンが、不妊治療の名目でクローンの実験をし、8人の同一の遺伝子を持つ人物を作りだした秘密を暴いていく。 | |
自由の地 上下 | ケン・フォレット | 新潮文庫、2000年。(男女:マック、エスター)自由を求める炭坑夫の波乱に満ちた生涯。主人公は双子の妹を持つ。 | |
月の帝の物語 平安京、万年春 | 藤川桂介 | (男男:月の帝、流され王)小学館キャンパス文庫、2000年。「月の帝」と呼ばれる一条の大臣は、生まれてすぐに流された双子の弟「流され王」の指摘で、政治改革を行う。 | |
力士と双生児 | 舟橋聖一 | In:「新選現代日本文学全集14 舟橋聖一集」筑摩書房、1958年他。(女女:お松、お梅)力士をめぐる姉妹の恋の鞘当て、そして力士と姉の心中。 | |
メナエクムス兄弟 | プラウトゥス | In:「古代ローマ喜劇全集第2巻」東京大学出版会、1976年。(男男:メナエクムス兄弟)間違いの喜劇の原型。 | |
双生児の恐怖 | A. ブラッドウッド | In:「死を告げる白馬」朝日ソノラマ、1986年。未見。 | |
美女と野球 | リリー・フランキー | 河出文庫、2005年。エログロナンセンス・エッセイ集。双子についてのエッセイ2本。 | |
双生児 | プリースト | 早川書房、2007年。(男男:ジャック、ジョー)ボートのペアーでベルリン・オリンピック銅メダルを取った双子の兄弟。第二次世界大戦において別々の道を歩む。別々の視点を超えた、別々の歴史が生じていく。 | |
グローリー・シーズン上下 | D. ブリン | (友枝康子訳)ハヤカワ文庫、1999年。(女女:マイア、ライア)双子が分かれ離れになりながら、それぞれが冒険を重ねる(マイアの冒険が中心)。 | |
ロムルス | プルターク | In:「英雄列伝」岩波文庫。ローマを建国したとされる伝説の英雄ロムルスとレムスの物語。 | |
双子の惑星 | 古野祥太 | 近代文芸社、1995年。(地球、ガルダモス)太陽の反対側にある地球と双子の星。 | |
コフィ博士と双生児の片割れ | ローレンス・G・ブロックマン | In:「ミステリマガジン」1997年10月号。(男男:フレドリック、セドリック)環境か遺伝か?双子の犯罪を遺伝子鑑定するとどうなるのだろうか? | |
赤毛のゾラ | クルト・ヘルト | (渡辺芳子訳)福武書店、1992年。(男男:黒、黄色)主人公たちと一緒に漁をする漁師。脇役。著者の妻のリザ・テツナーも脇役でふたごを登場させている。 | |
東京ANGEL 駆ける記憶 | 本沢みなみ | 集英社コバルト文庫、1996年。(女女:葉月、葉舟)未読。 | |
双子のキューピッド | J.マイケルズ | ハーレクイン、1997年。(男女:ブルック、トレーシー)離婚寸前の夫婦が急に双子の親権者になり、やがてよりを戻していく。 | |
双子 | E.マコーミック | In:M.リチャードソン(編):「ダブル/ダブル」白水社、1990年。(男男?)本来双子として生まれるはずの兄弟が一人の肉体で生まれる。その子は、二重の人格、二重の舌を持つ。一度に二つの声でしゃべるのだ。また、双子が生まれる。その双子は二人同時に発声することで意味ある言葉をしゃべれるのだ。 | |
美貌の魔都 安倍芳明百鬼抄1 | 松殿典子 | 新書館、1995年。(男男:晴明、芳明)安倍晴明は双子で、やがて弟の芳明と融合し、芳明が晴明として活躍する。 | |
美貌の魔都 安倍芳明百鬼抄2 | 松殿理央 | 新書館、1997年。 | |
美貌の魔都 安倍芳明百鬼抄3 | 松殿理央 | 新書館、1998年。 | |
ローマ神話の発生 ロムルスとレムスの物語 | 松田 治 | 現代教養文庫、1992年。 | |
☆ | ヴェルズンゲンの血 | T.マン | In:「トーマス・マン全集8」新潮社、1971年。(男女:ジークムント、ジークリント)ヴァーグナーの「ワルキューレ」の翻案。こちらは、しかし自覚的な近親相姦である。退廃的なブルジョア文化を象徴するかのようである。 |
はるかな空と風ののぞみ | 水原賢治 | ワニマガジン(未見) | |
☆ | 地に火を放つ者 | 三田誠広 | トレヴィル、1992年。(男男:イエス、トマス)神話的伝承によってイエスの双子の兄弟とされてきたトマスの視点から書かれた福音書(イエス伝)。イエスの死後、トマスは力強くイエスの遺志を継いでいく。 |
狼は惑わす | 三田誠 | 角川スニーカー文庫、2000年。〈男男:アズナート、ウルズ)双子の王権争いのモチーフ。特殊な権能を持つファンタジー。 | |
風と共に去りぬ1-5 | M.ミッチェル | 新潮文庫他(男男:タールトン兄弟) | |
死の泉 | 皆川博子 | 早川書房、1997年。未見。 | |
☆ | ステップファーザー・ステップ | 宮部みゆき | 講談社、1993年。(男男:直、哲)えくぼが左右に出ることでしか区別がつかないほど似ている双子の父親役をさせられる羽目に陥った職業窃盗犯。やがて、三人は擬似的な家族になっていく。相当似ているため、入れ替わりや、一つの文章を二人で分割して話したり、誘拐された危機的場面では自分が本当はどっちなのかわからなくなるといった自己存在の危機などのテーマが出てくる。 |
鰹千両 | 宮部みゆき | In:「初ものがたり」1999年、新潮文庫。(女女:おみつ、おはる)姉の方が死んだため「畜生腹」からとして捨てられた双子の妹を取り返そうとする大店の夫婦。 | |
Twins 美少女ダブル喪失 | 睦月影朗 | 蒼竜社、1995年。未見。 | |
1973年のピンボール | 村上春樹 | 講談社文庫、1983年。(女女:208、209)双子の姉妹。それは、差異と類似の緊張関係の中で最高の悦楽を与える男のドリームなのか?同様なモチーフには、「羊男のクリスマス」(講談社文庫)などなど | |
双子と沈んだ太陽 | 村上春樹 | In:「パンや再襲撃」文芸春秋社、1986年;文春文庫1989年。「別冊小説現代」(1985年冬号)208、209の双子と別れた後の「僕」。 | |
コインドッカーベイビーズ上下 | 村上 龍 | 講談社文庫、1984年。(男男:キク、ハシ)コインロッカーに棄てられ、生き残ったキクとハシ。二人は、育てられた施設から双子の兄弟としてもらわれていく。世紀末的未来像の中で暴力と虚無の中で生きていく二人、その中に人間の根元の存在と世界存在そのものを問う問題性がかくれている。その他、フリークスの双子が何組か登場する。 | |
永遠からのメッセイージ | マルロ・モーガン | 角川書店、1999年。(女男:ベアトリス、ジェフ)オーストラリアのアボリジニとして生まれた男女の双子を通じて、彼らの置かれた状況と文化価値の固有性を物語る。アボリジニの思想や知恵が満載。 | |
TWINS | 森内景生 | 角川ルビー文庫、1999年。(男男:麻生美月、麻生深山)双子同士のホモセクシャルと伯父との近親相姦的流れが絡む学園ボーイズ・ラブもの。 | |
ラヴァーズ+1 | 森田 尚 | 集英社コバルト文庫、1996年。(女男:樹子、瑠加)未読。 | |
双子幻綺行 | 森福都 | 祥伝社、2001年。〈男女:九郎、香蓮)中国の中世に舞台を持つ宦官とその双子の妹の活躍。家父長的に兄妹の区別は厳存しているが、二人の愛情はそれに余るものがある。 | |
世紀末伝説はJの秘密 | 山浦弘靖 | (「星子とらぶるファミリー」シリーズ)集英社コバルト文庫、1997年。(男女:星丸、宙美)高校生星子は双子の母。 | |
特急はジョーカーの微笑み | 山浦弘靖 | (「星子とらぶるファミリー」シリーズ)集英社コバルト文庫、1997年。 | |
Pay Day!!! | 山田詠美 | 新潮社、2003年。(男女:ハーモニー、ロビン) 9.11の事件による母の喪失と双子の成長をからめた青春小説。 | |
恋盗人 | 山村美紗 | 光文社カッパノベルズ、1985年;光文社文庫、1988年。(女女:三千代、奈美)ある男をめぐる四つ巴の果てに殺される双子の姉。 | |
ふたご物語 | ヤーン | In:「十三の無気味な物語」白水社、1979年。(男男:氏名不詳)恐るべき類似性と同調性を持った双子。片一方がけがをするともう一人も全く同じけがをする。この二人はお互いから逃れられない。妻をも交換するようになる。 | |
ムーミン谷へのふしぎな旅 | トーベ・ヤンソン | 講談社、1991年。(トフスラン、ビフスラン)「...スラ」と奇妙な言葉で話す双子。双子同士だけで通じる「双子言葉」のモチーフ。 | |
ふたご | ユーゴー | In:「ユーゴー全集 1」冬夏社、1919年。(男男:ルイ14世、仮面の男)デュマの「鉄仮面」よりも先に構想されていたが、未完に終わった戯曲。 | |
陰陽師 瘤取り清明 | 夢枕獏 | 文芸春秋社、2001年(男男:大成、中成)瘤取爺の翻案。 | |
☆ | 影踏み | 横山秀夫 | 祥伝社、2003年。(男男:修一、啓二)母親・父親ともども焼死した双子の弟の魂がこの世に残り、双子の兄の中耳に声として生き続ける。この声と対話しながらノビ師として生活する兄。 |
双生児 | 横溝正史 | In:「横溝正史全集(新版)2」講談社、1975年。(男男:尾崎良介、山内徹)江戸川乱歩の「双生児」に刺激された作品。 | |
八墓村 | 横溝正史 | 新潮文庫他。(女女:)双子の老婆の不気味なかたり。 | |
双生児は踊る | 横溝正史 | In:「ペルシャ猫を抱く女」角川文庫、1977年。(男男:星野夏彦、星野冬彦)キャバレーのダンシング・ツインが殺人事件の謎を解く。金田一探偵の前進的存在。 | |
蟹 | 横溝正史 | In:「双生児は囁く」角川書店、1999年。(女女:春子、秋子)結合型双生児を暑かった中でも最もグロテスクで可哀想な「探偵短編」。 | |
双生児は囁く | 横溝正史 | In:「双生児は囁く」角川書店、1999年。(男男:星野夏彦、星野冬彦)。双子の探偵はシリーズ化する傾向があるのか? | |
悪人 | 吉田修一 | 朝日新聞社、2007年。(女女:光代、珠代)もう少し出会うのが早かったら...。 | |
双子のロリータ | 吉野純雄 | マドンナメイト、1997年。(女女:香織、沙織)双子ポルノもの。 | |
六麓荘の殺人 | 吉村達也 | 光文社文庫、1995年。(女女:美和、美果)東京、神戸の屋敷で別々に殺される美人双子。 | |
ふたご | 吉村達也 | 角川ホラー文庫、1996年。(女女:唯季、唯李)胚子細胞の異常増殖によって生まれた完全な同体としてのスーパーツインズ。 | |
双生 | 吉行淳之介 | In:「筑摩現代文学大系80 安岡章太郎・吉行淳之介集」他(女女:左衛子、右多子)双子と結婚した男の苦悩。「今、抱いているこの妻は一体双子のどっちなのだろうか。」 | |
迷路の双子 | 吉行理恵 | 文芸春秋社、1985年。(「文学界」(82/9))(女女:梢、智世)妹との二人きりの人形遊びの世界から逃れられず、その夢想の中で、歪んだ人間関係に陥っていく女子中学生。 | |
ラ・テバイット | ラシーヌ | In:「ラシーヌ」(世界古典文学全集48)筑摩書房、1965年。(男男:エテオクル、ポリニス)ラシーヌの出世作。盲目の王は王位を双子の息子たちにゆずる。しかし、エテオクルは期限が来ても王位をゆずらず、兄弟間で戦いが始まる。ギリシャ神話では、他にゼウスとアンティオペの間に出来た双子(男男:アンピオン、ゼトス)の物語がある。 | |
ミス・オイスター・ブラウンの犯罪 | ピーター・ラウゼイ | (中村保男訳)ハヤカワ文庫、1998年。(女女:パール、オイスター) | |
砕かれた双子座上・下 | R・ラドラム | 講談社文庫、1985年。(男男:アンドリュー、アドリアン)遺産を奪い合ってアルプス山中で対決する双子。慎み深い信仰厚きブラウン姉妹が犯罪をなぜ犯すに至ったのか? | |
☆ | 馬と少年 | C・S・ルイス | (ナルニア国ものがたり5)岩波少年文庫他。(男男:コル、コーリン)カロールメンの策略をナルニアに知らせたのは、赤ちゃんのときさらわれた王子コルであった。 |
死の序列 | キャスリーン・レイクス | 角川書店、2000年。(男男:マラシー、マティアス)犯罪の悲惨さを際だたせるためのかわいい双子。 | |
☆ | 小さきものたちの神 | Α・ロイ | 1998年、DHC。(男女:エスタ、ラヘル) |
アンナとロッテ | テッサ・デ・ロー | (戸谷美保子訳)日本テレビ、2004年。(女女:アンナ、ロッテ) | |
ドラゴンランス・シリーズ | マーガレト・ワイス&トレイシー・ヒックマン | 富士見書房(男男:キャラモン、レストン)大人気ファンタジーの主人公の双子戦士。 | |
サン・ルイ・レイ橋 | ワイルダー | 岩波文庫、1951年。(男男:エステバン、マヌエル)サン・ルイ・レイ橋が崩落したとき、死亡した五人の中に双子のエステバンがいた。対偶者のマヌエルを亡くした後、この事故に巻き込まれたこの出来事は神の御心なのか? | |
ふたごの王子 | 田中於兎弥訳(「インド童話集」世界児童文学全集10)あかね書房、1977年。 | ||
世界一大きなワニ | 光吉夏弥訳(「象のふろおけ」世界むかし話・東南アジア)ほるぷ出版、1979年。(女女:ミッド、マッド) | ||
悪魔をだましたふたご | さくまゆみこ編訳(「キバラカと魔法の馬」アフリカのふしぎなはなし)富山房、1979年。 | ||
人間は、いつから、ふたごの女の子を殺す習慣をやめるようになったのか | パメラ・コーラ作、土屋哲訳(「なぜどうしてものがたり」ケニヤの民話)岩波書店1981年。 |