仙台市と大阪府高槻市で「多胎ファミリー教室運営講座」を開催しました

(1) 仙台市での開催(7月1日)

7月1日(金)10時から12時半まで仙台市泉社会福祉センターでみやぎ多胎ネットの協力で開催されたこの講座には、支援者となった「みやぎ多胎ネット」の双子ママだけでなく、仙台市の各区の保健師さんや主な病院の助産師さん、保育士さん、子育て支援団体の方、大学の先生など、多胎家庭を取り巻く支援者23人が一堂に会してくださいました。IMG_3388

「多胎ファミリー教室の必要性と内容」の講義では、講師の秋田赤十字看護大学の大高先生が鹿児島の全国フォーラムでの大木秀一先生の基調講演の一部を紹介され「不満足な妊娠出産が、その後の育児困難に影響を与える」という話をされると、参加者の助産師さん保健師さんが大きく頷いていました。

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また、多胎妊娠の特徴の部分では鹿児島市立病院の上塘先生の講義の一部を紹介され、リスクの説明をされると、皆さん熱心にメモを取っていました。

休憩後のワーク「多胎ファミリー教室を企画しよう」では、みやぎ多胎ネットの多胎ママ、助産師さん、保健師さん、保育士さんらが一つのテーブルにつき、活発に意見交換をしていました。

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みやぎ多胎ネットのママたちからは「先輩ママなら、いろんな年齢を取り揃えています!」と頼もしい発言。助産師さんからは「病院でこういう教室が開けると入院中の妊婦さんも参加できるのでは?」とのアイデア。

それぞれの立場を活かした連携の姿が見られました。

最後に、みやぎ多胎ネット代表の塩野悦子先生が「今日は本当に満足度の高い研修会でした。本当に嬉しかった。何より、こんなに専門職の人たちが集まってくださって、これからの多胎支援に大きな力をいただきました。」と挨拶されました。

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塩野先生の言葉の通り、多胎支援を推進していく人たちの顔が見え、連携の姿が目に見えた研修会でした。

これからの宮城の発展が楽しみです。

糸井川誠子:JAMBA理事

 

(2) 大阪府高槻市での開催(7月4日)

7月4日(月)10時よりに大阪府高槻市立子育て支援センター「カンガルーの森」にて「多胎ファミリー教室運営講座」を開催しました。12月3日(土)に同じ会場で開催が予定されている、多胎妊婦とその家族のための「多胎ファミリー教室」を実施するためのノウハウを学ぶために、24名の方が参加して2時間半一緒に勉強しました。

全体写真(高槻)

当日は、おおさか多胎ネットのメンバーをはじめ、多胎サークルリーダーやメンバー、保健師、子育て支援センターのスタッフ、認定こども園園長と、大阪北部からさまざまな立場の方が参加してくださいました。

講座の前半では、「妊娠期の多胎ファミリー教室を知ろう」ということで、多胎ファミリー教室の必要性について服部律子理事から講義をおこないました。多胎妊婦とその家族の気持ちについての話では、頷きながら聞く姿が多く、「自分も妊娠中辛かったことを思い出した」という声も聞かれました。専門職の方々も、「教室の目的は、虐待防止」という話に真剣な表情で耳を傾けていました。後半は、5つのグループに分かれてのワーク「多胎ファミリー教室を企画しよう」をおこないました。どのグループも積極的に意見交換をしながら、さまざまなアイデアを出し合いました。「教室で配布する資料、こんなのあるよ」とかわいい冊子や地図を広げて話し合ったり、教室実施のために企業とコラボする案が出されたりしました。DSC05668

当日は梅雨の晴れ間で非常に暑い日でしたが、運営講座も参加した皆さまの「多胎ファミリーが孤立しないように支えたい」という熱い思いであふれた講座となりました。おおさか多胎ネットのパワフルなメンバーのご協力もあり、運営講座に引き続き12月の多胎ファミリー教室もあたたかい教室になりそうで、非常に楽しみです。

野村万里子:NPO法人ぎふ多胎ネット/JAMBA多胎ファミリー教室チーム外部委員