「多胎児サークルみど・ふぁど」 (岐阜県多治見市)

岐阜県の東濃地域で活動を続けている「多胎児サークルみど・ふぁど」は、
この秋に発足20周年を迎えます。
この20年の振り返りと現在の活動をサークル会員の加納真奈美さんに紹介していただきます。
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「多胎児サークルみど・ふぁど」は今年で20歳!!
始まりは、1993年、
多胎妊娠には付き物の産前入院中に知り合ったママたちの集まりが2つ。
半年後に2つのグループが出会って、なんとその場で「みど・ふぁど」結成され、
次の月には広報誌「あんだんて」が発行されたというのですから、
やっぱり多胎ママの行動力はすごいですね!

(*「みど・ふぁど」のネーミングの由来は、当時NHK教育で放送されていた
「おかあさんといっしょ」のキャラクターの男女のふたごの犬の名前から)

現在、会員は未就園児家庭の「ぷちれ」、就園児家庭の「ぷちぽこ」、
小学生家庭の「ぽこあぽこ」、中学生以上家庭の「クレッシェンド」、
支援会員の「そらしど」のカテゴリーに分かれ、59組。
世の中ではサークル離れの現象が起きている中、
地域の保健センターからの声かけや、
ぎふ多胎ネットの妊娠期からのサポート事業で
多胎ママとおしゃべりする心地よさを知ってもらえる機会があることなどで、
新規会員さんも続々集まっています。

それぞれのカテゴリーに数人のリーダーさんがおり、
行事の企画等していますが、
毎月集まる「ぷちれ」の行事の中でも一番人気は「ケーキモーニング!」。
ご存知のようにちびっこ多胎児のママの一日はそりゃあ大変です。
コーヒー一杯飲もうにも、ホットコーヒーはアイスコーヒーに、
アイスコーヒーはぬるいホットに・・・。
(大体、おかずをレンジで温めても出し忘れる生活・・・)
そこで、チビちゃんたちは託児者に預け、
「ママたちだけでおいしいケーキでお茶会を」の会です。
(多治見はおいしいケーキ屋さんがたくさんあります!)
託児はぷちぽこ以上のママさんと地域の主任児童委員さんたちが請け負っています。

私も初めてこの「ケーキモーニング」に参加したときは感激で、
ケーキを2個頼んでしまいました。
「ぷちれ」にいた間でゆっくりお茶できたのは、
あの年に2回のケーキモーニングの時だけだったと思います。
今は託児をする側になりましたが、我が子が泣く声にはあんなに動揺していたのに、
よそのちびちゃんは泣いてもかわいい!!
他のみどふぁど仲間と「すっかりババの気分だねぇ」と言い合っています。

リフレッシュして帰ってきたママさんたちは、
その後チビちゃんたちに離乳食やお弁当を食べさせながら、おしゃべりの続き。
「ぷちれ」行事のほとんどはこうやって最後はお弁当を食べて、13時に解散となるので、
程よく疲れた子どもたちはお昼寝に移行しやすいようです。

全体行事は、家族で参加しやすいように土日の設定で、
ダンボール箱リレーやお菓子取り競争で盛り上がる運動会や、
各家庭でお店屋さんをしたり演技派パパサンタ登場のクリスマス会、
福祉センターのおまつりへの出店、
夏の地球村でのお泊り会(夜のパパママ飲み会あり!)などがあります。

どの行事も小学生の子ども達が「子どもスタッフ」として張り切ります。
ちびっこたちはお兄さんお姉さんが大好きで、びっくりするほどよくなつき、
我が子がスタッフとして頑張る姿が本当に頼もしく、
小さい子の親も大きい子の親も自然と頬が緩みます。

我が家は、この夏は小学生がちびちゃんたちと遊ぶ「子どもスタッフと遊ぼう」と
「恵那峡ランドプールへ行こう」に参加しました。
子どもたちが楽しんだのは言うまでもないですが、
私たち親もたくさんおしゃべりでき、とてもすっきりしました。

サークルは学校の区域や学年が違うママ、しかも多胎ママの集まりなので、
子どもがいくつになっても尽きない悩みや日常の笑い話を結構本音で話せてしまいます。
「みど・ふぁど」の先輩ママや同期ママに助けられ、後輩親子に癒され、
子どもたちの記憶にも楽しい思い出が残り・・・の気持ちのリレーがずっと続くことを
願っています。
今後も大事にしていきたい「みど・ふぁど」です。

みど・ふぁどのホームページは、こちら → http://midofado-tataiji.cocolog-nifty.com/blog/

(加納真奈美:多胎児サークルみど・ふぁど ぎふ多胎ネット)