日本多胎支援協会は3月12日、オンラインで「みつごママのしゃべり場」を初めて開催しました。みつごを育てるママがスタッフを含め12人、全国から参加しました。
1万人に1人と言われるみつごママ。12万人分の12人の出会いは貴重で、ふたごのママよりもずっと少ないため、出会っただけで感激という時間になりました。
自己紹介の後は中学生のみつごを持つ思春期グループと0~2歳のみつごを持つ小さい子グループに分かれてフリートークをしました。
思春期グループはお小遣い、習い事、部活、進路の話で盛り上がりました。
「自分より年上のみつごを持つママや同じぐらいの歳のみつごを持つママとこんなにゆっくり話したことがなかったので、あっという間の時間でした!」「みつご育てをあれこれ説明しなくても状況が分かり合えるので話が弾みました!」という感想をいただきました。
小さい子グループはお出かけやお風呂入れの方法など、みつご育児のコツをシェアし合いました。
どの話も「そうそうそう!」とみんなで共感。少し話をするだけで、どこをどう困っているのかが目に見えるように分かり合えるのが、みつごママ同士。「少し前のことなのに懐かしくて、私も頑張ってきたんだなと思えた」「聞きたいことが聞けてよかった」「聞いたやり方をやってみようと思います」「みんな頑張ってるんだな、私だけじゃないんだと思えた」「これからも、今日会えたみんなのことを思い出して頑張れそうです」という声が寄せられました。
アドバイザーの落合世津子理事から「少ない数の皆さんが声を上げて、こんなことしてほしいと言うことで社会が変わっていく。それを言えるのは体験している皆さんなので、自分のためだけでなく、これからの人のためにぜひ声を上げて世の中を変えて行ってください」とお伝えしたところ、皆さんから大きな共感をいただきました。
参加者からは「すごく楽しかった」「またやってほしい」との感想が聞かれ、たっぷり充実感があった時間となりました。また開催したいと思います。
今回、テレビ番組の取材も入りました。