2020/11/14WEB講座「多胎妊産婦等支援の事業化を目指して」を開催しました
秋晴れの11月14日(土)13:30〜16:20、日本多胎支援協会のWEB多胎支援講座・「多胎妊産婦等の支援の事業化を目指して」を開催いたしました。
本講座には、新潟から沖縄まで各地の行政職の方や子育て支援者に携わるの方、計9名の方にご参加を頂き、Web講義の受講とグループワークに取り組んで頂きました。
講座は以下の構成で進行しました。
- 当協会の代表理事である布施晴美(十文字学園大学教授・小児看護学専攻)から「多胎家庭の状況」「厚労省の多胎支援の新規事業」の説明
- 糸井川誠子理事(ぎふ多胎ネット理事長)および村井麻木理事(久留米ツインズクラブ)による、岐阜県と久留米市の先進的な取り組みの実例解説
- 落合世津子理事(大阪大学大学院ツインリサーチセンター招へい教授/おおさか多胎ネット)から、保健師として長年の経験と大学での地域保健の講義を踏まえ、「あなたの街ではじめるために」との表題で、岐阜県や久留米市の成功のポイント・事業化するための要点解説
- 二つのグループに分かれたグループワーク
グループワークでは参加者の皆様の熱い思いに満ちた質問や意見が飛び交い、時間が足りないほどの状況となりました。
参加者の皆さまからは、以下のようなご意見・ご感想をいただきました(一部を抜粋)。
- 「先進事例の2件に関わり立ち上げられた方の思いや苦労が手に取るようにわかりました。また、しっかりと練り上げられたものだからこそ、利用者も支援者も安心して行える事業になっていること。ここはとても大切だと感じました」
- 「全国の自治体や団体の取り組みの実際を聞くことができてとても参考になりました。今回の研修をスタッフ内で情報共有して事業計画に役立てたいと思います。」
- 「事例やグループワークを通して、きっかけは様々なのだということが分かり、私たちがどの切り口で働きかけるのが良いかがよりはっきりしました。後ろに先輩方がついてくださっていると感じ、とても心強いです。また困ったことがあればご相談させていただきたく思います。ありがとうございました。」
本講座で皆さまに出会う機会を得たこと、お互いの現状を話しながら学び合えたことは、JpMBAにとっても今後の多胎支援に希望を感じるものとなりました。
次回の講座は2月11日に開催致します。
お問い合わせはどうぞ事務局までお寄せください。