大木秀一研究室

  • 多胎を対象とした研究について

    多胎(特にふたご)に関する研究は、主として独立した3つの領域で行われています。 (1) 人類遺伝学領域における研究 第1に、人類遺伝学領域における「ふたご研究法」です。 ご存知のようにふたごには、一卵性ふたごと二卵性ふた…

  • ICOMBO(国際多胎支援組織協議会)総会への出席報告 11/16~19

    2014年11月16日から19日までハンガリーのブダペストで開催された国際双生児研究会議(ISTS)に参加し、ISTSのワーキンググループであるICOMBO(国際多胎支援組織協議会)の総会に出席したのでその概要をご紹介し…

  • 「日本における単一胚移植の普及と多胎妊娠に対する影響」

    国内で過去30年間に多胎出産が倍増した主な原因が不妊治療であることはご存知だと思います。一般に、高齢出産では自然の多胎(主に二卵性ふたご、一般には多卵性多胎)出産が増えるので、高齢出産による自然の多胎出産の増加も影響して…

  • 「妊娠の種類別に見た多胎出産について~最近の新聞記事から」

     「誘発剤で多胎妊娠、年1000件…4割が飲み薬」(2013年7月8日 読売新聞)という記事をご覧になった方もいると思います。要旨は、「排卵誘発剤を用いた一般的な不妊治療でのふたごや三つ子の多胎妊娠が、2011年1年間に…

  • 「多胎家庭における虐待死事例の特徴」

     前回のメルマガで、厚生労働省が公表する子ども虐待死の報告書を基礎資料に用い分析した結果として、多胎家庭では単胎家庭と比較して、虐待死の発生頻度が家庭あたりで4~5倍高い可能性があることを報告しました。多胎家庭で虐待死の…

  • 「多胎育児と乳幼児揺さぶられ症候群について」

     今月(2013年12月)初めに、愛知県で双子女児の虐待死亡事件が報道されたことは記憶に新しいと思います。事件そのものの経過については、警察や司法が今後調査や裁判を進めていくでしょうからここでは触れません。この事件の虐待…

  • 「多胎児あるいは多胎家庭では虐待死の事例が多いのか?」 2013.7.2

     多胎家庭に対する育児支援の重要性を強調する場合に、虐待予防が理由の一つにあげられることは良くご存知だと思います。しかし、虐待の実態や実数を把握することは、それほど容易なことではありません。そうした中で、一番把握されやす…

  • 「多胎児家庭の育児に関するアンケート調査報告書」の自由記述から」2013.5.25

     調査の概要は前回のメルマガでご報告したとおりです。今回のアンケートでは、日頃感じていることやこれまでの多胎妊娠中・育児中に感じたことを自由に記載していただきました。予想をはるかに超える記述の分量に圧倒されました。「体験…

  • 「多胎児家庭の育児に関するアンケート調査」の報告 2013.4.24

     このアンケート調査は、大木が代表をしている「いしかわ多胎ネット」(2012年2月にNPO法人となりました)で、独立行政法人福祉医療機構「長寿・子育て・障害者基金」助成事業の2009年度特別助成金を受け、多胎育児支援の充…