昨年度、JpMBA主催の「多胎育児家庭孤立予防のための子育て支援者スキルアップ研修会」を開催した高山市において、ひろばを拠点に変化が起きているようです。
その様子を高山市のお隣の町、国分町にお住いの美素さんが報告してくださいます。
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私たちは、今年4月からまちひとぷら座かんかこかんさんで、
月1回ツインズディ(多胎の親子の集い)のお手伝いをしています。
私たちも2年前まではツインズディの利用者でした。
昨年11月、私たちはJAMBAの子育て支援者スキルアップ研修会に参加させてもらいました。
その時のグループにかんかこかんさんのスタッフの方がみえ、
今ツインズディは休止状態だということを聞きました。
自分の立場で出来そうな支援や事業についての話し合いの中で、
かんかこかんさんから、ツインズディをまた始めませんか?お手伝いしてもらえませんか?
というお話になりました。
私も利用していたのでツインズディの有難さはよく分かっていました。
そこに行けば、同じ境遇の双子のママだけ、先輩ママがいて、相談したり、近況報告したり、
出掛けるのは大変だけど、そこに行くと気持ちがリセットされ、また頑張ろうと元気をもらっていたからです。
後日、高山市のピアサポーターの方3人に相談したところ、皆さんも同じ思いをもっていて、
「今、双子のママ同士が集うのも高山市保健センターで行う半年に1度の集いの会だけなので、
もっと話せる場があるといいよね」ということで、
私たちの出来る範囲の中でお手伝いさせてもらおうということになりました。
ただ、駐車場に関しては、かんかこかんの広場からは遠く、双子を連れて来ることが大変だということは、
私たちが利用していた時に感じていたので、何とかならないかとお願いしました。
すると、双子の移動は大変だということは研修会の中でも出てきた話なのでよく理解していただき、
利用しやすいように工夫してくださいました。
第1回目の4月は利用者がなく残念でしたが、5月は4組の方が利用して下さいました。
6月は、かんかこかんさんを知ってもらうために、
ぎふ多胎ネットさんの育児教室をかんかこかんさんで行い、
教室終了後、引き続きお弁当ランチ会をしました。
ばたばたとしてはいましたが、話も弾み、とてもいい雰囲気でした。
かんかこかんさんでは、ベビーカー散歩、フリーマーケットなどイベントがあるので、
多胎ママと一緒にこれからも参加させてもらおうと思っています。
まだ始めたばかりで頼りない私たちですが、ママ同士の輪がつながり、
気軽に集まって話せる場になるようにしていきたいです。
(美素千歳(よしもとちとせ) NPO法人ぎふ多胎ネット)