「病院ピアサポーター養成講座」を開催することとなりました。(ピーナッツ・フレンド 広島市)
「小さな子ども達を抱えたママの何か、お手伝いをしたいんだよね。」
そんな想いをもちながらも、疲れた顔をして双子ベビーカーを押しているママに声をかけることぐらいしか
できなかったちょっと大きくなった子ども達をもつ多胎ママ達。
一方で過去3年の分娩件数は約980件、うち多胎分娩64~86件と年々増加中の広島市民病院。
「入院されている妊婦さん達に寄り添えているだろうか?」と日々感じていたという病棟看護師や
助産師の皆さん。
その両者を結び付けるべく「病院サポート活動」を協働開催し、
今年度は新たなサポーターを増やすべく「病院ピアサポーター養成講座」を開催することとなりました。
今回、「キリン福祉財団」の助成を受けることが決まり、「地域・子育て・ボランティアのキーワードに
合致し、その内容は多胎妊婦へのピアサポーター支援活動であり、ピアサポートの視点による講座と
病院を巻き込んだ取り組みが高く評価され助成が決定しました。」とのお言葉をいただきました。
キリン福祉財団助成金をもとに「病院ピアサポーター養成講座」と「フォローアップ講座」の
開催を企画しています。
また、小さな子ども達をもつママにも参加しやすいように、「無料イベント託児」付きの予定です。
私自身も子ども達が小さい頃には本当にたくさんの方に助けていただきました。
一人一人の方に恩返しするのは難しいことなので、次の世代のママや子ども達にこうした形で
恩返しできるのはとても嬉しいことです。
「双子ね。大変だけど、楽しいよ!」
そんな優しい想いあふれる活動にしていきたいなと思っています。
(三角京子 ピーナッツ・フレンド病院ピアサポート担当)