NPO法人ぎふ多胎ネットでは8月9~10日、JpMBA認定講座として「ピアサポートコーディネーター養成講座」を岐阜市で開催しました。
1日目は「STOP虐待!」と題し一般にも公開され、保健師、助産師、研究者、子どもセンター職員、行政職員なども70名ほどの参加があり、多胎家庭の課題や必要な支援が専門職や行政職に伝わる良い機会となりました。
2日目はコーディネーターとなるために必要な知識や具体的な実務について学びました。
この講座は岐阜県「ふるさとぎふ再生事業」の委託を受けたもので、子ども虐待防止を図るため、地域の多胎支援の核となる人材を育成する事業のひとつです。
岐阜県は西に三重県、滋賀県、北に富山県、石川県、福井県、南に愛知県、東に長野県と7県と接しており、大変広い県です。県内全域に多胎支援を隈なく届けるためには各地域に支援者であるサポーターが必要ですが、それだけでなく、その地域の核となるコーディネーターが必要です。
これまで北陸と接する飛騨地方と三重県や滋賀県と接する西濃地方にはコーディネーターがいませんでした。
今回の講座でこれらの地方を含め、新規コーディネーターが11名誕生し、支援の充実を図ることができるようになりました。
ぎふ多胎ネットとしては第4期生となる新規コーディネーターの11人は、さっそく地域での多胎育児教室やピアサポート訪問、病院訪問などに出かけ、活躍しています。
ぎふ多胎ネット
JpMBA News №42 より