一般社団法人日本多胎支援協会は10月8日、江崎グリコ株式会社からのご依頼を受けて、同社の「子育てアドバイザー」を対象とする研修会をオンラインで実施しました。
参加者は27名で、全員が栄養士の資格を持ち、社内で子育てアドバイザーとして活動されています。そのうち6名は多胎育児経験者で、社内で多胎育児の支援にあたり、日本多胎支援協会のピアサポーター養成講座の研修を希望されていました。
他の参加者は、医療機関や店頭で妊産婦からの相談を受ける機会があり、多胎家庭について学びたいということでした。
研修内容は、「多胎の妊娠・出産の基礎知識」は別プログラムで、「多胎育児の基礎知識」「多胎家庭へのピアサポート」については合同で行いました。
受講後のアンケートでは、「多胎妊娠の現状や出産の状況、情報が分かったことで、一層繊細な支援が必要であると感じた」「多胎妊娠、多胎育児の状況と母親、取り巻く周囲の人々の気持ちを改めて学べる機会でした。背景を知ることで今後に育児相談で活かせると思います」「育児相談では相談に来られた方をしっかりとねぎらいたいです」など、たくさんの感想が寄せられました。
今回の研修をきっかけに、多胎育児について企業の専門職の方々が相談に応じてくださる機会が増えることを期待したいと思います。
