保育園への入園について

子どもたちの保育園(保育所)への入園(入所)をご検討されている多胎家庭も多いことと思います。
ご存知のように、保育園(保育所)入園選考のために、保育を必要とする状況を点数化する「選考基準」を設けている自治体は多く、それらの自治体では点数の多い家庭から入園許可がおりることになります。この選考基準点(「調整点」など自治体により名称は異なります)において、「(母が)多胎妊娠中」あるいは「(入園する子どもが)多胎児」であることで、加点される自治体があります。

多胎児を保育園に預ける場合には、同年齢枠に2人分(みつごならば3人分)の空きが必要です。これでは、異年齢の兄弟児を複数人預ける場合よりも、入園の確率は下がり不利となります。育児負担や経済的負担の面からも、多胎家庭は保育の支援をより必要とする家庭です。また、多胎妊娠は単胎妊娠よりも安静が必要とされ、上の子の保育が必要となる家庭は少なくないでしょう。このような多胎家庭の状況をきちんと把握して、加点を設定してくれているのはうれしいですね。

住民からの要望で、多胎家庭への加点制度ができたところもあるようです。お住いの自治体はいかがでしょうか。入園選考を担当している行政窓口に確認してみることをお勧めします。

JAMBA理事