ふたごやみつごなどを育てる多胎家庭では、「授乳」は母乳でもミルクでも、ママだけではなく家族全体の大きな負担となります。多胎児の多くが低出生体重児として小さく生まれてくるため、吸う力(吸啜力・哺乳力)も弱 く、授乳の時間が長くなりがちです。多数の子どもたちへの授乳の回数が増えると、ママや家族は睡眠時間も食事の時間もとれず、疲弊していきます。そんな多胎家庭の育児負担を軽減する「同時授乳」について分かりやすく紹介しています。
子どもをお風呂に毎日入れないといけないのでしょうか。家庭での多胎児の沐浴は、産後のママや家族にとっては重労働です。多胎出産後のママの心の負担を軽減し、母体の回復を優先する、安全な沐浴について提案する動画です。多胎児をお風呂に入れる機会のある祖父母などご家族にもご覧いただきたい動画です。
赤ちゃん一人の泣き声でもつらいのに、同時泣き、交互泣き、連られ泣き等多胎児の特徴の泣きの対処は、一人で抱え込むと誰にとっても難しいものです。妊娠中に育児の準備として、産後の育児中に泣き声につらくなった時の気持ちを楽にするためにご活用ください。
多胎児は、一般的に「(出産)予定日」と言われる妊娠40週よりも早く生まれる場合がほとんどです。そんな多胎児の離乳食は、いつ頃から始めたらよいのでしょうか?子どもたちの食べる量や速度・好みをはじめ、かんだり、飲み込んだりする力に違いが出るのもよくあることで、多胎家庭の大きな悩みとなり、イライラすることもあるでしょう。離乳食の手間を減らす工夫や食の進みや好みなどへの対応のポイントを多胎ママ・パパだけでなく、食事を共にする機会のある祖父母などにも参考にしていただきたい動画です。
子ども同士のけんかは、きょうだいのいる家庭ならばどこでもあるものですね。異年齢のきょうだいならば、上の子がゆずったり、手加減するなどで落ち着くことも少なくありません。ですが、ふたごやみつごといった同年齢の子が複数となる多胎家庭では、押す、たたく、引っぱる、時には噛みつくこともあるような激しいけんかになりがちです。「そんなことしちゃダメ」と叱ってはみるものの、「まだ小さくて、言ってもわからないか」など、悩みが尽きない多胎パパ・ママにぜひご覧いただきたい動画です。
子どもの運動能力の発達は、大人の想像以上です。多胎家庭では、同年齢の複数の子どもたちがばらばらに動き回ったり、反対に協力し合ったりして、思わぬ事故を起こすことがあります。事故が起きないように、また起きても慌てずに対応できるよう、ご家族で参考にしてください。一般家庭の方にもご活用いただける内容です。
ふたごやみつごを連れて外出するのは、1人のあかちゃんや乳児よりも大変です。「安全に出かけられるのかな」「行けない場所って多いのかも」「お出かけさせてあげないとかわいそうかな」-。そんな不安や葛藤を抱える多胎家庭の方にヒントにしていただきたい動画です。
多胎児とのおでかけには移動ツールが欠かせません。話題のもの、可愛いもの、便利そうなもの、いろいろありますが、どのように選べばよいのでしょうか。選び方のポイントをお伝えしています。
本動画は、独立行政法人福祉医療機構 (WAM)から2020年度助成金の支援を受けて制作されました。