ふたご(多胎)に関するミニ知識:仕事と育児

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●ふたごを育てながら働くママへ

以前は、「ふたご妊娠で仕事を辞めた」と、よく耳にしましたが、近ごろはふたごを出産しても働くママが増えています。関西のA市で昨年行った調査では、1歳から就学までのふたごのママの就労状況は常勤が33%、非常勤が17%、育児休業中が5%でした。

保育園入園は、特に未満児の産休明け、育休明けに2人一緒の園への入園は厳しいのが現実です。お腹の中から一緒に過ごしてきたふたごが別々に暮らすことが親にとって考えられない上、離れた保育園2か所に送迎に行くことを考えるだけで意欲が減退します。自治体によってふたごの保育園入所への対応が違っているのも現状です。早めに居住地の自治体に相談したり、地域の先輩ママから情報を得てください。送迎時の2人の世話も大変です。ふたご連れは目立つので、職員さんやママ友も気遣ってくれますので、遠慮なく助けていただきましょう。

共働き家庭の朝夕は、慌ただしいものです。パパは一番の戦力です。ふたごだから協力せざるをえません。大いに協力していただきましょう。何をしたら良いかわからないパパと、言わなくても分かってほしいママとのバトルは、どこの御家庭でもよくある風景です。1日の家事・育児タイムスケジュールを、パパと一緒に書き出して、壁に貼ってみては如何でしょうか。

ママが疲れて元気がなくなると、子ども達もパパも辛いものです。お子様のお世話以外の家事は、思い切って手抜きをしても良いと思います。長い人生のうち、お子様が小さい間はほんの短い期間です。ゆっくりと家事に時間をかけることができる時期は必ずやってきます。忙しいときは、他人の手も当てにしてもよいのです。シルバー人材センターや、ママ友、家事代行サービスなどを上手に利用してみましょう。片付いていない自宅に他人に入ってもらうのには勇気がいりますが、慣れも必要です。他人に頼れる力の「受援力」も養いたいものです。そのことで、ママの笑顔が増えれば、家族全員がハッピーです。普段から他人にお世話になっていて、地域につながりを作っておくと、緊急時にも助かります。

育児休暇や育児時間の取得で、職場の方たちに負い目を感じることがあるかも知れませんが、感謝の気持ちを持って焦らず、無理なく、ふたご育児で培った能力(時間管理、リスク管理、コミュニケーション力、忍耐力、持久力)を職場で発揮していただきたいと思います。

頭痛、肩こり、腰痛などの症状に悩まれる方も多いです。ストレッチで体をほぐしたり、ご自身のとっておきのストレス解消法を実行なさってください。長引くようなら、かかりつけ医に御相談ください。

JAMBA理事