ふたご・みつごの妊娠・出産・子育てと子ども自身のために

ログイン

会員ページへログインする

パスワードを忘れた

会員パスワードをリセットする

新規会員登録をする

2005年12月4日にひょうご多胎ネットは発足しました。2025年は20周年を迎えるということで実行委員会を立ち上げ、11月24日に記念ベントを実施しました。今回のリレー記事では、そのイベントの最後の代表挨拶の文章を、こちらにも掲載させていただこうと思います。

ふたご・みつごを妊娠していると聞いたとき、どんな気持ちになられたでしょうか?どんどん大きくなっていくお腹が苦しくて、食べることも眠ることもできなかった日々を、ママたちはよく頑張りましたよね。そんなママの様子をただただ心配されたパパはお疲れ様でした。無事に生まれてくるのかという不安の中で、急に出産を迎えた方も少なくないでしょう。今日ここに来てくださっているお子さんの半数以上は、小さな小さな赤ちゃんで、生まれてすぐに新生児集中治療室に運ばれていって、保育器の中でいろんな線や管がついていたのではないでしょうか。ママだけが先に退院し、出産後の回復も不十分なままで、なかなか出ない母乳を必死で搾乳し、子どもたちの面会に何日も通われた方も少なくないでしょう。
退院後の新生児期は、エンドレスの授乳やおむつ替え、そしてダブル泣き交互泣きつられ泣きに、親子で泣いてしまったママや、もしかするとパパもおられるのではないでしょうか。ダブル・トリプルでのイヤイヤ期、2人・3人で共同するとんでもないいたずら期、親からだけではなく相方からの自立もするために結構なバトルを繰り広げる思春期、進学、就職、結婚などなど、多胎児ならではのいろんな時期の大変さがあります。もう経験した方も、まだこれから経験する方も、まずは、今日ここまで頑張ってきて今ここに共にいる自分たちをうんとほめあいたいと思います。そして、大きくなってくれた子どもたちをうんとほめてあげましょう!ご自分自身に、パートナーの方に、お子さんたちに、大きな拍手をお願いします!お子さんたちの頭をなでなでしてあげてください。ご家族で、そして今おとなりにおられる方とも、声をかけあってください。えらい!よく頑張った!よく頑張っているよね!生まれてきてくれてありがとう!大きくなってくれてありがとう!
今、感じていただけたでしょうか。みなさんは決して一人ではありません。ここには仲間がたくさんいます。そして、みなさんの役に立ちたいと思っている人がたくさんいます。今、育児が大変で朝や夜が来るのが怖い人もこの中にはおられるかもしれません。でも、今日の1階のブースにも4階のステージにも、たくさんの応援してくださる方々がおられましたよね。写真展はご覧になったでしょうか。成長したお子さんたちの笑顔が満載でした。多胎家庭の大変さの先には、多胎家庭ならではの幸せが待っています。情報と仲間と、支援をしっかりみつけて、その時期その時期の大変さを乗り越えていってください。
そのために、ひょうご多胎ネットは活動しています。次のママやパパ、お子さんたちの力になりたいと、毎年スタッフは増え続けています。このイベントでもスタッフのみんなが本当に頑張ってくれました。本当にありがとう!お疲れ様でした!このイベントに参加してくださった方々も、いつかスタッフとなって参加してくださいね!お仕事をされながらでも大丈夫です。オンラインもあります。みなさんのできる範囲で力を貸してください。パパスタッフも募集中です。
こうしてひょうご多胎ネットが20年間活動を続けてこられたのは、当事者の力だけではありません。行政の方、医療関係者の方、研究者、大学の先生方、民間の子育て支援関係者の方々、そして企業やマスコミの方々、他府県の多胎支援の仲間など、お名前を言い始めたらとても終わりませんので今日は省略させていただきますが、本当にたくさんのみなさんの力をいただいてきました。このイベント開催にも、たくさんの方々がご協力くださいました。赤い羽根募金からのご助成もいただいています。最後にその方々への感謝を込めて、そして、今日からのみなさんのパワーになりますように、みなさまの拍手をもう一度いただいて、私のご挨拶を終えたいと思います。今日はご参加ありがとうございました!またお会いしましょう!

2026年1月
日本多胎支援協会理事
ひょうご多胎ネット代表 天羽千恵子